岩壁ルートに咲く花 |
今週は天気がすっきりしない。雨こそ降らないがどんより曇っている。山に登っても遠景ははっきりしない。そんなことで、遠くに行くのを変更、今までの数ヶ月一連の山登りの出発点、近くの南港山へ登った。前とはルートを換え、今回は虎山(台北市政府親山歩道南港山系紹介)から登り、道案内や公式ルートには掲載されていない岩壁ルート(中国語サイトだが、詳細あり)で九五峰へ直接登った。そのあと南港山の縦走コースを、前回とは逆にたどり、象山からは出発点の永春高校に続く道を下った。
南港山は台北市の東、信義区にある |
今回は回遊型ルート(クリックで拡大) |
南港山は山里が近く、登山客も多い。先週の五分山とは違い、多くの登山客とすれ違った。この岩壁ルートでは、さすがに少なく、あとを追って登ってくる若者一人に出会っただけである。岩壁ルートは、全部で5本あるそうだが、今回はNo.2岩壁で一番難易度が高いということだ。学生時代の山岳部活動でロッククライミングの経験があるが、この岩壁は縄や足場がしっかり作られているので、山道のひとつというべきだが、ただ三点保持(手足4箇所のうち、一度に動かすのは1つで、残りの三点は動かさない)など基本は守ったほうがよい。高さもそこそこあるし、ほとんど垂直だから落ちたら大変だ。
虎山吉福宮登山口 |
120高地 |
虎山峰展望台 |
手前は永春高校、その下はバスターミナル |
瑤池宮 |
九五坪 |
九五坪はずれの岩壁ルート入口 |
ロープを伝って登る |
No.2岩壁基部 |
スタンプ台と手すり |
九五峰、南港山を過ぎていく。前回4月末は、このあたりの木製手すりの整備工事が行われていたが、すべて完了し新しくなっていた。前回は手すり工事中で気づかなかったNo.3の岩壁ルートが、九五峰を降りたすぐ南港山との鞍部近くにあっがくるようで、上からみるとロープが下がっているのが見える。
指拇山へ登る。ここもよい天然の展望台だが、まえより遠くがはっきり見えることはなかった。ただ、前回はわからなかった山々が、今回は自分のすでに登った山も含め判別できる。近くの土庫山、南側には二格山と猴山岳、またまだ登っていないが筆架山の山並みがある。西側には土城からの山並みがかすんで見える。頂上は風もあるので、景色をみたあと下がって指拇園で食事休憩とする。時間は12時40分、すこし遅めの昼食だ。
指拇山山頂から木柵方面、二格山と猴山岳を望む |
象山歩道上の休憩所 |
象山歩道下りに虎山方面を望む、バスターミナルも見える |
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