このブログを検索:山名などキーワードを入れてください

2020-01-09

2020年1月4日 奮起湖大凍山 阿里山森林鉄道脇の小百岳

大凍山歩道登山口
日本でも知られている、東洋一の高山森林鉄道である阿里山鉄道は、嘉義から阿里山までの70数キロの狭軌鉄道である。日本統治時代に開かれた三大林場の一つ阿里山の豊富な森林資源を搬出するために建設された。度重なる台風などで道床が崩れたりしたため、現在の運行は阿里山付近と十文字駅以下の部分である。全線の中間あたりになる奮起湖駅の上部には、小百岳に選定されている大凍山(標高1976m)がある。今回の登山対象だ。小百岳の大凍山は、実はもう一つある。同じく南部にある、關子嶺の大凍山である。そのため、こちらの山は奮起湖をつけている。二泊三日の山旅、阿豐縱走に先立ち豐山に向かう途中に足慣らしもかねて訪れた。

大凍山山頂、背後に玉山山脈
大凍山歩道
山頂往復の歩行高度表
阿里山公路から玉山山脈を望む
6時半に台北の集合場所に集まり、メンバーの一人Lさんが運転する車で南部に向かう。 国三号高速、国一高速また国三高速とつなぎ、中埔ジャンクションで高速道路を降りる。台18号阿里山公路に入り登り始める。好天気の今日は、遠くに玉山山脈とその手前の阿里山山脈の峰々がはっきり見える。石卓から台169号で10時40分に奮起湖につく。

もと機関庫の中のシェイ蒸機
奮起湖駅
奮起湖老街
筆者は、以前阿里山鉄道が途中不通になる前に、嘉義から阿里山まで二回ほど乗車したことがある。その際に奮起湖を通り過ぎたが、この街を歩くのは初めてだ。山腹に張り付くような駅と街は、最近観光でかなり賑わいを見せている。駅から老街へ歩き、昔からの奮起湖弁当を買い食べる。駅の一部には、機関庫がある。今は展示場となっており、シェイ蒸機が二台、保線レールカーが展示されている。

駅弁


11時半、ちょうど嘉義からの列車が到着するのを見て大凍山登山口に向かう。20分ほどで多林検査所の登山口駐車場に着く。数台車が停めてある。登山口にはとても大きなモニュメントが造られている。太陽が昇る様子をモチーフにしているようだ。大凍山は、日の出を眺めるにも良いそうなので、このモチーフなのだろう。12時少し前、登山道を歩き始める。

分岐、前方にある分岐は右へ
木の根が道にはっている
道は、木材や石の階段がしばらく続く。ジグザグに高度を上げ、竹林から人造杉林を抜ける。12時9分、分岐に来る。右は、明月窟などいくつかの景勝ポイントへと続くが、今日は訪れない。左に少し行くと、また分岐がある。ともに上部で合流するが、ここは右にとり登る。こちらはすぐに登りが続く。杉林のわきは根が、大小さまざまな大きさの蛇が群れようにうねっている様で、道に張り付いている。12時23分、お手洗いと涼亭のある鞍部に着く。涼亭にあがり少し休憩をとる。休日であることもあるが、ここにも大勢のハイカーがやってくる。

鞍部の分岐にくる、休憩後左の道を進む
二つの道の合流点
右に分岐をわけ、左の急坂を登る。ジグザグ道で高度を上げていく。12時46分、先ほど分かれた道と合流する。ここからは、一本になって頂上へ続く。さらに5分ほど急坂を登ると、道は平らになり稜線上を一度下って登り返す。12時55分、大凍山山頂の大きな展望台が現れる。展望台に登る。大勢のハイカーがくつろいでいる。北側の端から、深い谷の向こうに玉山山脈の峰々が望める。雲がかかってきて、南玉山のあたりは隠れている。対岸の大塔山も、山頂付近は雲のなかだ。明日は、あの山の近くへ登る予定だ。

稜線上に上がる
山頂展望台
小さな子供が下山
樹石盟
しばし休憩をとり、13時18分往路を下る。まだ3歳ぐらいの小さな子供と母親が道を下っている。分岐は、右にとり登りとは別のルートで帰る。はじめは急坂で、木製梯子階段も現れる。坂が緩やかになり、山腹を行く。前方に大岩の上にしがみつくように大樹が生えている。樹石盟と呼ばれている景勝ポイントだ。さらに平らな山腹道を行く。13時51分、二つの道が合流する分岐につく。往路をくだり、14時に登山口に戻る。距離3.1km、累計登坂340m、約2時間の歩きだった。

民宿の夕飯
民宿の犬
車にもどり、169号と149号甲の道路を経由し、豐林に向かう。この土地にはちょっと大げさかと思うほどの石鼓盤大橋を渡り、15時過ぎに投宿する豐賓山莊に到着する。6時半、民宿の夕食が始まる。母屋とは別の調理場食堂には、山羊やサルが飼われている。大型の黒犬はおとなしい。食事を終え、21時までには就寝する。


0 件のコメント:

コメントを投稿