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2014-02-28

2014年2月28日 深坑倒照湖山 - 土庫岳縱走 近場の山登り

三腳木山-倒照湖山の山並み(2012/12 拇指山より撮影)
台北市信義区の南港山は、市街に一番近い山である。そのすぐ後ろには、また別の標高200~300mクラスの山並みが東へ伸びている。これを辿って行くと四分尾山、さらに東に行けば瑞芳まで続く連山になる。今回は、連山の最西端の山になる深坑の倒照湖山から、大坑山、三腳木山を越し土庫岳へ縦走した。

南側の深坑萬順寮から北の舊莊へ歩く
右のピークが土庫岳
この山並みは、更に奥の石碇や平渓の山登りをするたびに、その麓をバスで通りすぎている。人里近い山は畑があったり、墓地や別荘があったりする。また、近い割には、稜線は歩かれていないところも多い。つまり、近くて利用する土地があっても、稜線など登山者しか興味が無いような場所は、捨て置かれて来たわけだ。実際、倒照湖山-大坑山-三腳木山西峰の稜線は草深い細い道が続くセクションもある。一方、一等三角点がある土庫岳は、打って変わって人気ルートだ。台北市親山歩道でもあり、多くのハイカーが歩いている。

台北市信義区から南港山を挟んである今回縦走の山並み
深坑萬順寮バス停からスタート
今回は、昨年12月以来久しぶりにLさんが同行する。8時にMRT木柵バス停で落ち合う。出発点の萬順寮は、深坑方向のどのバスでも通過する。少し待ってやって来た660番バスで向かう。支度をすませ8時24分に歩き始める。北深路を渡り、北深路三段158巷を歩く。突き当りの萬福路を右に曲り進んで、外股橋を渡る。渡った向こうに登山口がある。説明板には、虎山歩道となっている。この道は倒照湖山を越え、後山からまた南港山を越えて虎山歩道へつながっていることを、示している。

萬福路外股橋近くの登山口
歩道は萬福路へ出る
原木から彫り出された観音像
石段が続くこの道は、古道であったようだ。数分の歩きで、また萬福路に出る。山道は大きく迂回してくる萬福路の近道だ。萬福路は左に進み、住宅が並ぶ中を進む。T字路を右に登り、聖慈山寺院の下で道が終わる。犬が数匹一斉に吠え出す。建物の下には、原木を彫りだした観音像が置かれている。右側の階段を上り詰めると、慈誠寺の前庭に出る。庭から眺めがよい。真正面は猴山岳が、その左に二格山、右奥には烏來や新店の山並みが続いている。建設中の高層住宅が目立つ。深坑も台北の住宅地として発展している。

慈誠寺からの展望
竹でできた三清宮
階段を更に登り、境内が終わる。こちらも犬がさかんに吠え掛かる。その先から、山道が始まる。雑木林を過ぎ、タケノコを取る竹林になる。竹はまばらで遠望が利く。直下には第三高速道路の深坑ジャンクション部分が望める。北へ向かう車線は、車がびっしりと埋めている。三連休の初日で、宜蘭方向への車で大渋滞となっている。

その先、左に三清宮の廟がある。ほかではあまりお目にかからない造りで、壁が竹竿でできており、とても素朴な感じだ。三合院の古い民家がある。犬がまた吠えてくる。住人がでてきてなだめる。民家わきを登り、9時11分古い道標の残る鞍部へ着く。左に少し登り倒照湖山(標高252m)に着く。周囲は樹木で展望はない。

古い道標の残る鞍部
草薮の中の細い稜線道を行く
鞍部へもどり、大坑山へ向かう。尾根道を少し進むと右に土盛がある。その前には、穴があり中には、瓶が置いてある。どうやらお墓のようだ。こうした墓は、新店の大崎尖付近でも見たことがあるが、珍しい。道は踏み跡の細い道で、草の中に続く。一度下り畑の中を進む。登り返し、大坑山西峰(標高264m)につく。ここからは送電線メンテ用の保線路が始まり、歩きやすい。道脇には、白い華八仙が満開だ。保線路をしばらく行く。右に細い道が登っていく。大坑山頂上への道だ。9時36分、頂上に着く。基石があるが、ここも樹木で囲われている。少し休憩する。

歩線路を行く
同じ道を下り、さらに保線路を行く。送電線わきを進む。左に南港山が見える。山腹の聖徳宮の赤い廟宇が目立つ。この角度から見ると拇指山は、まさに親指のようだ。保線路から農道に換わる。竹林が広がる。深坑の街を挟んで、対岸には筆架山連山が屏風のように連なっている。農道をゆくが、稜線から離れていく。そこで引き返し、標識リボンの付いている道を登ってみる。タケノコを取るため、土が掘り返されるので踏跡がはっきりしない。稜線に着くが、先は背の高い草で塞がれている。道を探していると、すぐ下でタケノコ採りをしていた農婦が、その草の中に道が続くと言う。藪こぎをして進むと、果たして細い道が続いている。ここは、少し判りにくい。

南港山を見る、山腹に聖徳宮、左のコブが拇指山
道脇の華八仙の白い花
農道を行く
稜線道を三脚木山西峰へ
この辺りは、人気のあるルートではない。細い踏み跡を追っていく。10時18分、三腳木山西峰(標高290m)がヒョッコリ現れる。基石が埋まり、わきの幹にある標識が無ければ頂上とは気づかない。すぐ下に送電鉄塔があり、また保線路を行く。視界の開けた竹林から、第三高速道路がまた見える。相変わらず駐車場のように車がびっしり動かない。小池のわきを行き、その先少しで左に折れて稜線に向かう。作業小屋を過ぎ、道はまた草むらに入る。細い稜線道を進んでいく。10時40分、コンクリ壁が現れる。その先をゆくと舗装路にでた。ここは別荘群の一部だ。車は全く来ない。道端に腰掛け休憩する。

三脚木山西峰近くから第三高速方向を見る、背後は烏來、三峽の山々
三脚木山へ向かう
舗装路を左に登る。別荘群のわきを通り、右に三腳木山の頂上がある。頂上といっても、別荘がわきに建ち、広く平なところが畑のようになっていて、頂上の感じは全くない。南港地区やそれを望む五指山から陽明山山系が望める。遠くには觀音山がある。山頂の反対側、東方向にはこれから登る土庫岳が、その後ろには四分尾山が控えている。右側には峰頭尖と更に右を見れば皇帝殿山の峰々が続いている。右に道を下る。突き当りの民家わきの壁沿いに道が進む。ここも犬が吠えかかってくる。壁沿い道の入口には特に印も無く、地図で見極めないと判りにくい。

三脚木山頂上
台北市街方向を望む
東側を望む、向こうに土庫岳や平渓、石碇の山々
公墓から対岸の二格山、筆架山連山を望む
南深路に一旦下る
山腹に大きく広がる墓地の上を進む。そのうち道は舗装路になり、墓の前を進んでいく。けっこう大きなお墓が続く。道の方向が変わる部分が、山道の始まりだ。ここも、特に印がないので判りにくい。墓の前の細い道に入って行くと、山道が始まる。しばらくすると、公墓敷地から離れたところに、ポツンとひとつ黄家墓がある。この前を通り過ぎ、細い道を下っていく。11時37分、南深路に降り立つ。ちょうど台北市と新北市の境界部分である。

吉野桜が咲いている
南深路を右に、深坑方向へ少し歩く。左に風格街が分岐して登っていく。吉野桜がピンクの花を咲かせている。風格路を登ってしばらく、山中傳奇レストラン入口わきで、また左に大坪街が分岐していく。この道をとり登る。勾配がキツイ。右に山道が登ってくる。三年前に土庫岳を登った時、下っていった道だ。少し先に屋根の着いたベンチがある。11時56分、しばらく休憩する。

小屋のわきには豚が寝そべる
新しく設けられた木製橋
ベンチの少し先、右に下っていく道が登山口である。小屋のわきに大きな豚が寝そべっている。ブイブイないているが、太りすぎて動けないかのようだ。登山道は、枕木階段が続く。比較的新しい木製橋が設けられている。以前訪れた時はなかったので、その後造られたのだろう。滑りやすい沢を越す部分なので、山道の改良が進んでいるというところだ。実際、土庫岳はよく歩かれている山だ。行政区画で台北市側は、親山歩道として花崗岩階段道であるし、新北市側もこのように整備改善が施されている。左から、稜線をやってくる更寮古道と合流、さらにその先更寮古道支線との分岐を過ぎて、最後ひと登りする。12時28分、登山口から約20分で頂上到着(標高398m)だ。今日の最高点である。

土庫岳頂上
途中、二、三組のハイカーとすれ違ったが、頂上も数名いる。一等三角点があり、もし周囲の樹木がなければとてもよい眺めだろう。小百岳の一つでもある。天気がよく、気温もかなり高い。吹き抜けていく風が心地よい。残りは下るだけなので、あずま屋でゆっくりと休み、食事を取る。

稜線道の分岐
石階段の更寮古道支線を下る
20分ほど休んだ後、下り始める。更寮古道支線を取り下る。石段を少し行ったところで、右に土の踏跡が分岐する。四分尾山方向へ、三層崎山を越えていく稜線道だ。いずれは歩いてみよう。石段を10分ほど下る。右へ舊莊街二段200巷へ下る道が分岐する。左に取り山腹を横切って行く。少し下りが始まると、更寮古道主線と合流する。平な砂利道からまた石段を下り、産業道路を横切って更に下る。13時30分、舊莊街の古道入口に降り立つ。舊莊街を左に10分ほど歩く。13時40分、舊莊二站バス停に到着する。212番バスで台北市内へ帰った。

古道の下りも後わずか





三連休の初日で、とてもよい天気のもと歩く事ができた。前半の倒照湖山から、大坑山、三腳木山までは他のハイカーと出会うことはなかった。やはり、この部分は人気のあるコースではない。少し日焼けもするほどで、すっかり春の山歩きである。歩行時間は約5時間15分、歩行距離10.4kmである。累計で654m登っている。前半のルートはレベル4、土庫岳はレベル2、体力的には全体を通してレベル3である。

2014-02-26

2014月2月22日 日本奧多摩山群日の出山 - 大雪後的東京郊山

日の出山頂上
日本の関東地方は、2月上旬の大雪に続き一週間後再度の大雪で大きな影響をうけた。四十数年ぶりの大雪と聞く。もともと今回の一時帰国も山登りを予定していたが、この大雪でコースを変更、平野に一番近い奥多摩山地の入口になる日の出山だけを往復した。大雪で積もった残雪がまだ深く、今回の大雪と同じに、自分にとって数十年ぶりで雪山登山となった。日本の山であるので、昨年九月の三ツ峠山やそれ以前と同じに中国語で記述します。

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包括東京在內的關東地區今年二月份下了驚人的大雪,迫使所有交通癱瘓,造成莫大的農業損失,也破壞了不少房屋。據報導,這場大雪是相隔四十多年才發生的氣象。我還記得在讀中學時下了三十公分深的雪,就像這次的大雪。我在二月中旬恰好有事回東京一趟,就碰到剛下大雪後的景情。

經由同一山路來回登山,下山後去泡溫泉
高度表
奧多摩山塊位於東京平野的西端

松尾站:所有乘客下車了
對當地人來說這場大雪就是浩劫,但給外來人很新鮮的感覺,也是踏雪爬山的機會。東京的郊山本來在二,三月份會下雪,但靠近平地的山如日の出山,既下雪也下得不多,過沒多久就容掉不見。但這次下雪份量太多,再加上氣溫繼續低,過了幾天還留著相當厚的殘雪。

地蔵堂
這次山行,一個學妹,I小姐跟我一起去爬日の出山。她到去年底為止在台灣工作三年,才歸國在東京上班。在台期間曾與我爬過台北郊山,不過日本國內的山,這次算是她的頭一次。雖她有台灣登山的經驗,爬雪山是另外回事。在出發前一天,到登山口的巴士才回復行駛,表示殘雪很多,因此我心理有準備,如果路況不好就放棄攻頂回頭下山。幸饋雪上已有踏跡也沒有結冰的路段,結果沒有雪鞋或冰爪也可以走上山頂。下雪後的幾天期間,山友走過此條路線留下後人可利用的踏跡的。

登山口:直行是新登山路,轉右則是舊路
走上雪路
我們在拜島車站會合後,搭乘五日市線的電車前往終點武藏五日市站,在8:34抵達高架上的車站。從月台觀望,眼前展現的不是冬天關東地區的枯乾風景,而是像似雪國的一片白地。下一班巴士9:20才發車,先在附近的咖啡店休息一下。發車時間的前幾分鐘過去乘車處,有十來個的山友已排隊等車。八成山友看起來年紀已超過六十歲,日本的老年登山也真盛行。往つるつる(滑溜溜的意)溫泉的巴士準時開車,越向山谷走,路旁的殘雪變得越厚。乘坐大約二十分鐘到了松尾站,與其他山友一起下車。本來乘客幾乎都是山友,巴士到此站就淨空了。車道上的雪都被移開,路旁則推積厚厚的殘雪。

雪鞋留下的楕圓形腳印

往登山口的方向走車道,走了幾分鐘來到岔路。右側往つるつる溫泉,左側是往登山口的產道。岔路旁有地藏神祠(等於台灣的土地公),屋頂上還有厚厚的雪,仿彿身置在雪國。產道經過杉樹林,出來樹林就在溪谷對岸有家民宅。觀察一下發現,簡易房屋的屋頂因雪太重被榻垮。走在我們前面的幾個老年山友在登山口前正在準備走雪路,我也拿出來鞋罩穿上。就算不用冰爪或雪鞋,走在深雪時為避免雪跑進鞋子裏,最好準備鞋罩。往山頂有兩條步道,一條舊路是行走稜線,另一條新路則沿著溪水而上。我們選了舊路而上。

顎掛岩和馬頭觀音
一走上山路,就知道殘雪真深。還好山友已經走在前面,除非踏破新雪,腳地還穩定,不需那麼的費力。路上也有楕圓形的洞,就是雪鞋踏過的痕跡。由於下雪後已過幾天,雪表面有杉樹上掉下來的樹葉等,不是那麼的純白。走了三、四十分鐘,身體暖起來而流些汗,稍為調整衣服。升了高度,在樹木少的地方看得到遠處,認得出來東京市內的天空之樹高塔,今天天氣真是太好!

走稜線路
新舊山路分岔
11:20,從登山口走起大約一小時十分鐘,走到了顎掛岩。這是一塊大石頭。據傳說,日本天皇政權的黎明期武尊王子去征服日本東部的諸侯,在凱旋的路上經過此地,就在把下巴放置此塊岩石上觀望關東平野而得名。岩石旁有馬頭觀音的小祠。山路從此走枝稜線上。樹木變少,雪上反光真刺眼,一定需要太陽眼鏡。從上面下來兩個山友,說已經攻頂成功而下。

一片雪地
稜線山路上回頭看平野
被雪埋沒的路標
走上最後一段路,背後的山峰為御岳山
11:58,走到了新路的分岔,剛好一個山友從新路走上來。他也是搭同一班巴士來的,見到了我們就說,新路上雪很深而且很少人走過,相當吃力。再上幾分鐘來到往御岳山的山腰繞路分岔。周邊的樹木看似近年被坎光,山腰斜面是一片雪白的空地。取往日の出山山頂之路而上去.。枝稜線上的路上有幾十公分的積雪,有些深的部分則有一米左右,本來1.5m高的路標被深雪埋沒,變得很矮。穿過最後的衫木林,到了山頂下的岔路。往左就到東雲山莊,取右爬去山頂。

山頂上觀望東京方向
觀望北方奧多摩山群
山頂上的筆者
12:40終於爬到了山頂(海拔902m)。從登山口花了大約兩小時半。走在我們前面的老齡山友團已在山頂休息。山頂上的展望實在太棒!幾十公里遠的東京大城市就在那裏,新宿等的高樓群都看得到。幾乎無風的山頂上坐在陽光裏,覺得甚至暖和些。我們在涼亭裏吃點東西休息。其實在雪路上沒有好地方坐下來休息,我們都沒有什麼休息一直爬上來的。

山頂下的環保洗手間
下雪路
我們不知不覺得在山頂過四十分鐘,13:20才開始經由原路下山。有部分的雪吸收了午前太陽的熱量而變軟,不小心腳就沈進去雪裏。與沒有雪的山路比起,雪中下山需要多點時間。下坡一小時,我們回到顎掛岩。再走五十分鐘,15:10下至登山口。走產道回去岔路,轉左往つるつる溫泉上去車道。走上幾分鐘,溪谷對岸上看到溫泉館,就過橋進入溫泉門口。我們來回走了7km,連休息時間共花了六小時。


つるつる温泉
走完雪路再泡溫泉,是無比的快樂。日本山區到處有溫泉,不只是冬天,在別的季節也下山後泡溫泉就能增加登山的樂趣。泡完了溫泉,我們趕上16:15的班次巴士,回武藏五日市火車站。也許是泡溫泉的緣故,覺得皮膚變得滑溜溜些!

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行程相片集:http://img.gg/ceNFMYM