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2016-11-10

台湾3000m峰登山についての簡単ガイド - 番外編

台湾中央山脈中部奇萊山北峰(標高 3607m)
(2018年5月最終更新)

筆者は、台湾で本格的に登山をはじめ今年2016年で六年となる。この六年間に三百数十回の登山をした。その多くは台北近郊の山々で、標高も1000m級以下の山が多い。一方、1000m以上3000m以下のいわゆる中級山も台湾北部から台中付近までの地域の山にそれなりに登っている。3000m超の高山は、今のところ数回に過ぎない。その意味では、台湾の高山について語るのは、時期尚早かもしれない。しかし、自ら山行を企画実行しているので、台湾の高峰登山に共通することは、今までの経験で語れることもある。実際、日本語で台湾の3000m峰登山に関する資料は、戦前日本統治時代の資料の後は、有名な玉山(新高山)などを除いてあまり見かけない。この番外編は、日本から台湾高山を遠征する、あるいは台湾在住で台湾の高山を登りたいが、どうしたらよいのか、ということを念頭に記述する。また、今後も引き続き3000m峰に登っていくので、新しい情報は今後更新していきます。

雪山山脈中の池有山縦走路脇の有名な一本ツガ名木
台湾で高山というのは、3000m超のピークを指す。日本時代のカウント48座から、その後さらに増えて現在は253座がカウントされている。日本国内は、富士山も含め21座である。さらに、3776mの富士山より高い峰が7座ある。注目すべきは、この多数の3000m峰が、九州とほぼおなじ面積の中に存在することだ。山岳は急峻、河川は急流、植生もとても豊富である。日本時代に多くの台湾高峰を歩いた千々岩助太郎著の『思い出の山々』のなかで、『昭和11年に …白馬岳の麓に住んで山案内を職業としている丸山静雄さんが台湾に見えて、次高山、大覇尖山、南湖大山方面を登られたが…「台湾の山は山が高いが故か非常に大きいように思う。内地の日本アルプスの山などは公園の中の山で、台湾の山は山の中の山だ」と…語られた…』と著している。

台湾百岳全集
戦前昭和一桁台から、沼井鉄太郎などの台湾山岳会メンバーが台湾の高山をスポーツ登山として初登頂していく。台湾の高山は、多くの部分で日本人がその登山活動の端緒を開き記録を残してる。残念ながら、敗戦後の混乱、新政権の対応でこうした業績は忘れさられ、一方日本も戦後直後は明日の食事に精一杯、その後経済発展し登山が再び活発になる中で、台湾の山は注目を浴びることは少なかった。一方、台湾は戦後台湾現地の人々が、戦前の活動を受け継ぎ高山を登っていった。その中の成果の一つが1971年に選出された台湾百岳である。日本では、深田久弥の百名山が一つの登山家のメルクマールだが、台湾ではこの百岳がそれになる。そしてこの両者の違いは、後者は3000m峰だけだ(測量誤差で後日3000mを少し切るように訂正された峰もある。また日本の百名山の趣旨に近い小百岳もある)。

雪山山脈中の奇峰大覇尖山
台湾は日本にとても近い外国だ。特に最近はニュースでも台湾のことが多く報じられ、国民の関心も高い。そのような身近になっている台湾のこのような魅力あふれる山々を、どうして日本の登山者が興味を持たないのかと、筆者はいつも思う。2013年にヤマケイが発表した、みんなの登山白書海外トレッキングに関する意識調査では、九割に及ぶ人が海外登山に行きたいと回答している。しかし台湾に行きたいという回答はそのうちの1%に過ぎない。実際に自分で、台湾の山を登り体験した後、その理由が少しずつ分かってきた。そうした要素や、実際台湾の高山に登るノウハウをここで記述していく。筆者のブログの中で一番多く閲覧されているのは、台北近郊の登山簡単ガイドである。このような文章が一番多く閲覧されていること自体、いかに台湾の山が日本で知られていないかを物語っている。ブログを通じて、筆者とコンタクトしてきた日本の登山者は、日本での台湾山岳登山に関する資料の少なさを指摘している。

残雪の雪山主峰カール
登山対象とルートについて

台湾主要山脈
上記のように、台湾の高山は高さといい数といい、とても魅力がある。百岳を完登するのは普通は数年かかる。筆者のように台湾在住であれば一年に何度か行けるが、海外から来て登るのは、先に十分その山を研究したうえで訪れることを勧める。ルート自体は、行政が整備をしている。今まで実際に歩いたルートは人気ルートなので、日本の高山ルートに特に劣ることはない。ただし、不人気なルートはそうではない。台風の襲来で一時閉鎖になるところもあるので、台風時期は特に直前のチェックは必要だ。

台湾の高山は、台湾の背骨を構成する主要な三つの山脈、雪山山脈、中央山脈及び玉山山脈に存在する。登山の目的からすると普通下記のように北から南にかけて地域分けされている。日程は、勿論コースの取り方で変わるが、一泊二日以上、二泊三日や三泊四日のルートが多い。もちろん一週間以上かけて歩く場所もある。一方、登山口から単一峰を一日で往復することができる山もある。ただ、歩行時間は10時間を超えるようなきつい場合が多い。

個人的な感想でいえば、台湾の高山は今のようにアクセスが便利になる前の日本の南アルプスを500m以上高くし、規模を大きくしたものという印象だ。下記ルート中、リンクのあるものは実際に歩いた記録です。

1.雪山山脈
雪山山脈は、台湾第二の高峰雪山主峰(したがって日本時代は次高山と称された)を最高峰に仰ぐ山脈である。主峰から伸びる稜線上には、特異な形状の大覇尖山(標高3493m)などを有する。主峰(標高3886m)から北に大覇尖山へと続く稜線は沼井鉄太郎によって名付けられという聖稜線と呼ばれる、困難度の高い縦走路だ。主な登山ルートは、下記の通り。
初めて登るのであれば、雪東線をお勧めする。下記にも詳細説明するが、雪霸國家公園の入園許可条件には、メンバー全員の登山経験が山岳困難度表に合致する必要がある。AからEクラスのうち、AからC+までが夏山で、Aは全く経験なくてもOKだが、Bクラス以上はそれ以下の山(雪霸國家公園以外でもOK)の登山経験証明を求められる。証明は頂上での記念写真でもよい。上記の聖稜線ルートは、C+クラスとなり、Cクラスの登山経験が必要だ。

八ヶ岳の原生林を思い出させる雪山黒森林(ニイタカトドマツ原生林)
南湖大山主峰から眺める中央山脈の中央尖山(左)や合歡山、独立の高峰白姑大山、そして雪山山脈
2.中央山脈北一段
これは、宜蘭から立ち上がった中央山脈の一番北側の3000m峰群である。南湖大山(標高3742m)と中央尖山(3705m)を含む。前者は大きな山容の高峰群、後者は三角ピークの独立峰である。二つ合わせて縦走することは可能だが、一週間ほどの行程となる。登山道は次である。
雪山山脈桃山から望む対岸中央山脈南湖大山(左)と中央尖山
審馬陣近くから望む南湖大山主峰
3.中央山脈北二段
中央尖山のさらに南のピーク甘薯峰(標高3158m)から中部横断公路までの間の区間をさす。甘薯峰の南にあるもともと名無しの無名山は、その後無明山(標高3451m)に改名、さらに断崖部分をへて鈴鳴山(標高3272m)へと続く。歩かれている程度は人気コースに比べると低いが、その中で中部横断公路のすぐ横にある羊頭山(標高3033m)と畢祿山(標高3371m)は、それぞれ一日で往復あるいはつないで縦走できるので、多く歩かれている。
畢祿山から望む北二段の峰々、無明山の崩落した山腹が目立つ。左遠方は雪山山脈、無山の奥は北一段
4.中央山脈北三段
中部横断公路のさらに南、奇萊連峰から白石山(標高3110m)、安東軍山(3068m)までの区間をさす。更に奇萊連峰と平行して走る合歡山のピーク群もこの分類になる。代表的な登山ルートとしては、下記のとおりである。
合歡山群は、台湾で一番高所を走る国道わきにあり、とても簡単に登ることができる。主峰、東峰及び石門山は入山入園許可もいらない。屏風山、能高安東軍縦走路や能高越嶺道は、どこの国家公園にも属さない。そのため入山許可だけでよく、なおかつ入山許可はいまは単に申請すれば下りるので、手間が少なく入山可能だ。
朝日の中の奇萊主山、背後には更に南にある玉山も望める
草原と湖沼の能高安東軍縱走路
5.中央山脈南三段
5~6月に咲く石楠花(高山杜鵑)
丹大山(標高3325m)からまた始まる3000m峰は,秀姑巒山(標高3825m)、馬博拉斯山(3785m)などのきわめて高いピークを擁する中央山脈の精鋭区間である。それだけに山が深く、日程も5~6日以上必要になる。丹大林道から八通關古道までの間を指す。南に向けて三、二、一段となっていく。

中央山脈大きくは南北に走るがその中で馬博拉斯山から東西に走る部分を縦走していく馬博拉斯橫斷縱走は8日間が必要だ。さらにその北にある丹大、東郡橫斷縱走は10日を要し、中央山脈のなかで人里から一番離れた場所を歩く。台湾高山縦走中一番困難なルートであり究極の縦走路と言われている。この地は、日本時代の地図も山が深かったので、測量が簡単でなく一番遅く完成している。このセクションで比較的短時間で歩けるのは、八大秀ルートと呼ばれる八通關山,大水窟山そして秀姑巒山をめぐるもので、4~5日で歩ける。

大水窟山屋から遠望する大水窟山から秀姑巒山への稜線
6.中央山脈南二段
ビャクシン(圓柏)の枯木の登山道から望む向陽山
八通關越嶺古道、大水窟池から南部横断公路の間をさし、向陽山(標高3603m)、三叉山(3496m)を含む。嘉明湖は最高地点の池として有名だ。人気コースの一つである。南二段の縦走は、全コース中山小屋があり助かるが、それでも8日を要する。途中逃げ道も少なく、経験者向けだ。

八通關越嶺古道は、日本時代に整備された中央山脈横断警備道の一つだ。全行程を歩くには八日間必要だ。


7.中央山脈南一段
南部横断道路から卑南主山の間をさす。更に南に山脈が伸びるが一度標高3000mを切る部分が続き、最後に標高3092mの北大武山が最南端の3000m峰として鎮座する。南部横断道路の脇に鎮座する三座を一泊二日で、道路から単独往復するコースも入門コースだ。
美しい雲海で有名な北大武山
8.玉山山脈
中央山脈と台湾の南部で並行して台湾最高の峰々を有する山塊である。標高3952mで台湾最高の玉山主峰(日本時代の新高山)をはじめ、雪山を除いてトップ4はここにある。玉山主峰を含む前五峰をまとめて歩くルート、更にその奥の四峰を歩くルートなど、様々な組み合わせができる。一般的には、塔塔加登山口からこの山域に入る。一泊二日の主峰登山は、日本時代から繁く行われている、一番ポピュラーなルートである。ルート上の主要な山小屋となる排雲山荘は、週末などなかなか予約ができない。しかし平日であれば、外国人が多いこの山域は、宿泊枠があるので可能性は高くなる。一泊二日で主峰だけを登るツアーが多いようだが、せっかく日本やその他の国からやってきて単独の山だけではもったいないと思う。山の経験者であれば、体力的に全く問題ないので、北峰や東峰なども合わせて登ることを、お勧めする。
玉山塔塔加登山口、遠くに玉山が望める
玉山山脈の西側鹿林山付近から望む山脈の全景

玉山主峰を背景に咲くシャクナゲ(玉山杜鵑)
上記の山岳帯以外に、百岳として登録されている3000m峰もある。玉山山脈の北に位置する西巒大山(標高3042m)や郡大山(標高3265m)、合歡山の西側にそびえる白姑大山(標高3342m)、更に東西に走る干卓萬山塊の3000m峰々などが多く登山されている。

八通關山への道から見る群大山(左のピーク)
高山の地図資料については、上河文化出版の2万5千分の一地図が、各山域ごとに用意されている。日本のルート図と同じように標準所要時間などが記載されており、登山用としては便利である。ただし言語は中国語だ。


登山許可につい

台湾の高山は、入山許可の取得が必要だ。また多くの峰々は、雪霸國家公園太魯閣國家公園或いは玉山國家公園の三つの国家公園管理下にあり、入園許可を別途取得必要がある。この点は、基本的にいつでもどの山にでも行ける日本とは大きく異なるので、注意が必要だ。

入山許可書(個人情報ブランク)
入山許可は、内政部警政署、つまりは警察が管理するシステムである。文献によれば、入山許可の制度は日本時代に、理蕃政策と呼ばれた原住民管理のシステムとして設置され、それが戦後国民党政権によって軍事戦略目的で維持されてきた。今の時代にこれは必要ない、という声もあるが今のところ一部が対象から外されるところ(例えば新竹縣尖石鄉など)があるが全面廃止される具体的予定はない。ネット上で取得、もしくは登山前に現地の警察派出所で必要書類をそろえたうえで申請できる。もし無許可で入山すれば罰金の対象となる違法行為だ。






雪覇公園入園許可書(個人情報ブランク)

入園許可は、別の中央政府部門である內政部營建署、つまりは建設省(国土交通省)管理下の国家公園が発行する。ネット上で入山前の指定日付までに申請取得する必要がある。日本語ページもあるが、多くの山をカバーする太魯閣公園は日本語版はなく、不完全だ。テント泊でなければ、ルート上の山小屋(基本的には常駐管理人のいない山小屋)のスペース申請も合わせてするが、週末など休日の場合は特に受付開始後瞬時に満杯になるので、非常に難しい。ただし、上記のように玉山だけは平日のみだが外国人枠があるので、とれる可能性は高い。

許可書投函箱の例、日本の登山届投函箱に似ている

主要な山の多くは、公園内にあるので入山許可書と入園許可書の二種類を別々に事前申請取得しなければならない。更に、農委會林務局(農林水産省)の管理する山小屋、例えば天池山屋などの許可申請は台湾国民でないとできないところもある。この場合は、今のところ台湾の友人に頼むしかない。取得した許可書は、有人の登山口管理事務所がある場合はそこで写しを提出、あるいは登山口投函箱がある場合は、そこで投函する。両方もない場合は提出する必要はないが、携帯して提出を求めれた場合は、提示する必要がある。

冬季積雪期登山は、許可を得るときに雪山訓練済みの証明を求められるが、これは台湾国内での訓練か著名な海外氷雪登山の証明しか認定されていないので、日本でどれだけ雪山の経験があってもカウントされない。尚且つ、リーダーは台湾人、あるいは台湾人ガイドが必要だ。当面は、いきなりきて積雪期の登山をすることは避けたほうがよいと思う。

装備・山小屋宿泊・食事について

装備についていえば、積雪期をのぞいて日本の夏季高山装備で十分だ。最低気温は一桁になるので、ダウンジャケットなどは必要である。南部の山、例えば北武大山などはほとんど積雪はなく、雪山装備が必要なのは、主に北部から玉山あたりまでである。雪が降らない地区では、冬でも夏山に少し防寒対応をすれば十分だ。危険なルートでは、ザイルなどの携帯が必要(要求される場合もある)になる場合もある。登山ストーブは、一般の高山ガスが登山用品店で入手できる。日本から来る場合は、航空機にはガスを携帯できないので、台湾に着いてから入手する必要がある。値段は230gの小型ガスで90元ぐらいからある。

山小屋についていえば、玉山の排雲山荘を除いて食事はない。また排雲山荘でも、寝具はないので自分で寝袋は持参する必要がある。山小屋は、主要ルートにはある。ただし、日本の山にあるような数百人を収納するような大規模の有人山小屋はない。林務局管理下の山小屋は、使用料を徴収(事前に送金)、管理人が常駐している。それ以外の国家公園管理下の山小屋などは、今のところは無料だ。規模は通常数十名以下のところが多く、また設備上にも差がある。日本の避難小屋を大きくしたものと想像してもらえばよい。また、昨今の登山人口の増加に対応できていないので、常に供給不足で思う通りに予約できないことが、週末などの休日では多々ある。日本からの場合は、平日に登山するほうが良い。

歴史の古い雪山三六九山荘
比較的新しい新達山屋
新しい玉山排雲山荘の二階寝室内部
山小屋のないルートでは、もちろんテント泊になる。テント泊自身は日本と同じだ。露営地は小屋の脇にある場合もあるし、別の場所である場合もある。個々に調べることが必要だ。露営地や小屋でも、ところによっては水場がなく水を運びあげる必要があるので、水場の事前確認も重要だ。稜線上にある池などの水を、沸かして利用することもできる。ただし、渇水期には枯渇することもある。

排雲山荘の一階食堂
上記に、食事の提供は排雲山荘しかない、と書いた。それは正しいが、それ以外の人気ルート、例えば雪山主東峰ルートでは、山に住む台湾原住民が「協作」と呼ばれる業者として、自分でボッカした食材を料理、提供するところがある。更に、寝袋やテントも合わせて提供することが多い。費用は場所によって異なるが、上記の雪山三六九山屋の場合、現行では朝晩と昼間の軽食を含み一人900元ぐらいだ。個人的にそうした業者と連絡しなければならず、日本から事前に対応するのは難しい。

奇萊避難小屋脇のトイレ
桃山山屋内部の高酸素バッグ
台湾の高山は、全般で日本の高山より高い。高山病にかかる可能性も高い。体質的にかかりやすい人もいる。筆者の経験では、同行者が高山病で苦しい思いをしたことがある。頭痛、嘔吐、不眠などの症状が現れる。幸い大事に至らず、問題なくすすむことができた。薬もあるが深刻な場合は、対応方法は下山しかない。一部山小屋では、高酸素のバッグが用意されているところもある。











登山口へのアクセス

登山専用シャトルサービス車両の一例
屋根ラックがあり、リュックを載せられる
玉山の塔塔加登山口や雪山武陵農場登山口などの主要な登山口以外は、一般交通機関で往復するのは難しい。塔塔加登山口にしても、日本のような定期バスなどはなく、近くの宿泊施設東埔山莊などからシャトルサービスを個別に事前に頼む必要がある。その他の多くの登山ルートでは、自分で運転していくか登山専用のシャトルサービスを頼む必要がある。後者の場合、場所によるが例えば台北から雪山の登山口などの場合は、八人乗りの車で13000元ぐらいからだ。これも個別に業者に連絡、なおかつ値引きなどの交渉も必要で、日本からの対応はこれまた難しい。

最後に

台湾には登山専用の旅行社がある。また、民間ボランティア登山グループが行う登山活動もある。これらの提供する登山コースに参加するのが、現状では一番手っ取り速いかもしれない。ただし、一部の人気コースを除いて言葉の問題が残る。

日本の高峰登山とは、かなりの落差がある。残念ながら、日本の山を登るような方法では、台湾の高峰は登れない。上記のように様々な困難点を聞くと、筆者自身でもちょっと気が引ける。しかし、不可能ではない。日本の山を上回るような素晴らしいところが多々ある。これだけの山を登らないのは、実に残念だ。事実、台湾の多くの登山者が登り、その美しさ雄大さを堪能している。筆者も日本の登山者とこの感動をシェアしたく、多く台湾の山に登れるように、という趣旨でこのブログを始めた。そのために、微力だが今後も力を尽くしていきたいと思う。

なお、直接筆者にご質問したい方は、下方コメント欄に記入いただくか、電子メールmic.sone@gmail.com または フェイスブックのMichael Soneへご連絡ください。できるだけ、回答いたします。

山の形の影を長々映し出す、奇萊山北峰の夜明け


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