畢祿山から望む無明山,奥の三角ピークは中央尖(2016年12月撮影) |
無明山へ最後の登りを行くメンバー、背後には鈴鳴山(左奥)と閂山(右遠)。手前は無明山西峰、 |
鬼門關斷崖から見る甘藷南峰(左)と甘藷峰、中央山脈の主稜線はさらに中央尖西峰をへて中央尖山へ続く |
五日間の足跡、730林道をへて半時計周りに回遊 |
五日間の歩行高度表 |
雪山山脈とほぼ並行する北二段 |
無明山山頂の全メンバー |
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第一日 9月15日 730林道 - 11.7K登山口 - 25K廢棄工寮 - 閂山軽装往復 - 工寮(泊)
登山口から730林道をへて25工寮へ、閂山を往復 |
歩行高度表 |
宜蘭バスターミナル、國光客運1751番バスで向かう |
民宿内部は二段ベッド |
夜明けの民宿(右)から見る谷間、前方の山は大劍山 |
シャトルサービスは、登山口で引き返す |
林道終点の標識 |
小沢を横切る |
落石が廃棄林道に転がる |
林道にはオートバイが打ち捨てられている |
良い状態の林道が続く |
林道のつづら折れセクション |
林道から無明山を含む主稜線を望む、右の近いのは人待山、その向こうに鈴鳴山の山頂が顔を出している |
23.2K閂山登山口、ザックがおいてある |
林道のがけ崩れ部分を過ぎる |
矢竹の間を倒木を越え進む |
濃霧の草原を頂上へ最後の登り |
閂山山頂の筆者 |
25K廢棄工寮 |
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第二日 9月16日 25K廢棄工寮 - 鈴鳴山登山口 - 鈴鳴山 - 鈴鳴山東鞍營地(泊)
25K工寮から鈴鳴山を越えて東鞍テント場へ |
歩行高度表 |
工寮から出発 |
右の林道は通行止めで、左に巻き道を行く |
沢で水を補給 |
急坂をよじ登る |
森を抜けて矢竹の草原を登る、背後に人待山、左の山塊は合歡山,その右奥は白姑大山 |
左に小池を見て、鈴鳴山へけて草原を行く |
右に畢祿山を見て鈴鳴山頂上へ最後の登り |
山頂から南方向を望む |
鈴鳴山山頂の筆者、背後は雲を頂く無明山 |
東鞍キャンプ地へ下る、前方に無明山西峰 |
藪漕ぎで進む |
タカネナデシコが咲いている |
鈴鳴山東鞍キャンプ場で設営を終える |
水場はこの谷を下っていく |
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第三日 9月17日 鈴鳴山東鞍營地 -無明山西峰 - 無明山 - 無明池營地(泊)
鈴鳴山東鞍テント場から無明池テント場へ歩く |
歩行高度表 |
夜明け前の道をヘッドランプを頼りに行く |
夜明けの畢祿山とその左の鋸山 |
右(東)側が切れた崖っぷちを行く |
矢竹を藪漕ぎ台湾ツガの森を進む |
前方に無明山西峰とその右遠くに無明山 |
急な岩場を登る |
ニイタカマツムシソウ |
無明山西峰から見る雪山山脈全景 |
無明山西峰から南側を望む |
岩場を登る |
ザックを別に引き上げた岩壁 |
台湾ツガの森を行く |
やせ尾根の西側急斜面をトラバース |
無明山が近づいてきた |
岩場に咲くニイタカシャジン |
ザレ場を登る |
さらにザレ場を登る |
14時20分、樹木の残る場所で小休憩をとり、覆いかぶさるような岩壁の下、最後のザレの登り部分を行く。ザレを登り切り、補助ロープのかかる岩場にとりつく。基部にはニイタカコゴメグサが白い花をつけている。岩場を登りきると、高度は3320mを越え、山頂まで残り3分の一だ。振り返ると、周囲の山が相対的に低くなっている。
ニイタカコゴメグサ |
赤い実や一部葉が赤くなった玉山小蘗 |
最後の岩稜を登る |
山頂の反対側は緩い草原が広がり、その下には森が続く。千々岩助太郎一行は、南側の大崩壊をトラバースした後、この南東に降りる尾根にとりついて登っているようだ。そして、原住民が狩りの時に使う、無明山東肩にある大きな岩屋のある場所(シュウラン・ラハンガウレ)に下り、そこで一泊して、翌朝登頂している。
無明山山頂、向こうに太魯閣の山々が見える |
無明山頂から北方向を望む |
南方向を望む |
前方にテント場のある草原と鬼門關山が見える |
無明池 |
背後に中央尖山が見える露営地 |
記録では、距離5.7㎞、累計登坂750m、下降600mである。しかし、休憩込みで12時間を要した。それだけ、道が大変であるいうことだ。実際、標準所要時間もその距離に対して大きく、我々が特に遅いわけではない。
テント場から見る日没 |
第四日 9月18日 無明池營地 - 鬼門關斷崖 - 甘藷南峰 - 甘藷峰往復 - 甘藷南峰(泊)
甘藷南峰へ行き、甘藷峰を往復 |
歩行高度表 |
テントの向こうに中央尖のシルエット |
西の空には月がかかる |
テント場を後に鬼門關山へ、遠くは奇萊山 |
鬼門關山から望む、手前は甘藷南峰から中央尖へ中央山脈の主稜が伸びる |
鬼門關斷崖を下り始める |
谷状の急坂を下る |
最下段の岩場を下る |
ザレ場が現れる |
最後の登りを行く |
甘藷南峰露営地、大きなごみ袋が枝にぶら下げられている |
野営地から見る鬼門關山(左)と無明山 |
前方に甘藷峰、その向こうに中央尖山 |
森の中を下る |
稜線から立霧溪上流の谷間を望む |
スレートのザレ場を登る |
甘藷峰山頂の筆者 |
後方の二人と、山頂下の尾根ですれ違う |
最後の登り返し途中で休憩をとる |
やっとテントが見えた |
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第五日 9月19日 甘藷南峰 - 遠多志山 - 耳無溪 - 730林道17.5K - 11.7K登山口
下山日:谷に下り林道へ登り返す |
歩行高度表 |
テントの撤収完了 |
鬼門關山(左)と無明山 |
森の中を下る |
遠多志山山頂 |
大分がさがってきた |
下方に耳無溪を望む |
主流を渡渉し、すぐわきの支流へ |
支流を渡る |
まばらな雑木林の中を登る |
山道はここで沢から離れる、左にマーカーが見える |
沢から離れ、遠くに無明山が見える |
アカマツ人工林の中を登る |
730林道に登りついた |
林道の倒木を越えて進む |
塩ビ管が現れた、残りは少しだ |
無事登山口にもどった |
シャトルサービスの車に約1時間ほどゆられ、14日に宿泊した民宿に着く。今回は、一般交通機関利用で、一日二便の午後13:30発1751番バスはすでに通り過ぎているので、もう一泊し朝に帰ることにする。環山の7/11で仕入れた食品やビールなどを、投宿し風呂に入ったあと、メンバーで食し無事登山を終えたことを祝う。翌朝、9時にやってきた1751番バスで、往路と同じく宜蘭経由で台北に帰京した。
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1751番バスと宿泊した王小明登山協助站(民宿) |
ニイタカマンネングサ |
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