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2016-11-07

2016年11月5日 貓空山行 縦走後会食の山行

猴山岳前鋒での集合写真
11月の声を聴き、さすがに朝夕は涼しくなってきた。東北季節風の吹き出しで台湾北部は天気が崩れ、季節風が弱まり回復する。今回は、ちょうどその回復期になり天気がよい。去年の9月に猫空の気楽な山歩きのあと、参加者で一緒に会食をした。今回も同様な趣旨である。ただ、歩きの部分は少し長く、2011年以来歩いていないセクションも含め、猴山岳から二格山、そして貓空圓山をへて下山した。

北側の指南宮駅から回遊する
歩行高度
午後に会食をすることを念頭に、歩行時間はあまり多くなく、また多くの仲間に参加してもらうことを考えて登りと下りは交通機関を利用し、高度を稼ぐことにした。登りは猫空ロープウェイ、下りはバスである。しかし、稜線上での上り下りもあり、また人数が20名と多かったこともあって、想定より時間を要し結局会食は午後四時からになってしまった。貓空圓山の山道が良くなかったこともある。すぐ下を車が通う道がある貓空圓山なので、甘く見ていたということかもしれない。

@指南宮ケーブル駅前
土曜日朝8時に、猫空ロープウェイ動物園駅に集合する。実は、ロープウェイは週末は8時半(平日は9時)からの運行なので、正直すこし早すぎた。ロープウェイの運賃は、台北市民は安いが、非市民は高くなっている。今回動物園駅から指南駅まで乗車したが、普通運賃は100元、市民は50元だ。メンバーの多くは非市民だが人数が多いので団体割引で10元安く乗車する。8時半過ぎにゴンドラに乗る。ロープウェイは動物園の上空を行く。真正面に後で登る猴山岳がそびえている。途中で右に90度方向を換え、約20分で指南駅に到着する。ゴンドラは一台最大6人乗りなので、全員がそろうのを待ち、出口に降りる。出口では、もう一人、思いがけないDさんが待っていた。

歩き始めてまもなく、指南宮駅方向を振り返る
Dさんを入れて、今回は全員20名である。この山行を公開したのは数日前で、人数は多くないと思っていたら、多くのメンバーがやってきてくれた。9時10分出発、駅まえから左に少し行き、石段の登山道が始まる。階段を登り、送電鉄塔の下で振り返ると、指南駅の向こうに台北市街が見える。今日はいい天気だが、すこしぼんやりしている。雑木林の中を進み、9時26分車道に出る。ここは以前犬が多くいたが、今日も同じように数匹いる。道なりに進み、9時半土の登山道入口に来る。

猴山岳前鋒の岩場セクションを登る
土の道は、少し湿っている。昨日の雨のためだ。急坂を10分ほど登ると、補助ロープのある岩場に来る。ここは数段の岩場になっている。5年前に初めて訪れ、台北近郊の山でこうした補助ロープにある岩場に接した場所だ。難所で人数が多いため、全員が登る切るのに時間を要する。10時5分、全員が猴山岳前峰にそろう。10時11分、稜線道を歩き始める。木製階段などを過ぎ、数分で猴山岳頂上(標高551m)に着く。

明るい雑木林の間の道を行く
頂上からはしばらく明るい雑木林の中の緩やかな道が続く。よく歩かれている道で、とても爽快だ。ちょっとした急な下りを過ぎ、10時45分十字路鞍部に着く。左は茶山古道を経て深坑方向に下る道だ。直進し尾根を追っていく。しばらく上り下りが続く。11時9分、展望のきくピークに出る。深坑方向、その後ろに四分尾山などの山並みが見える。下って11時22分、阿柔洋產道を横切る。幅の広い山腹道が続く。一か所崩れた場所を通過する。今年の台風の大雨で崩れたのだろうか。11時30分過ぎ、二格山への登りが始まる。隊伍後ろのメンバーが少し遅れ気味なのでしばし待つ。

展望点から深坑方向を望む
山腹道、崩れた部分
二格山へ向け土の道を登る
軽い食事をとる。12時に出発、数分で分岐に来る。最後尾のメンバーは、ちょっと疲れ気味でなおかつ靴の底がはがれてしまった。そこで同伴の2名をいれた3名がここで直接草湳へ下り、バスで会食場所近くの猫空へ行くことになる。ほかのメンバーは引き続き、二格山へ坂を上っていく。筆架山連峰との分岐点から、尾根づたいに登る土の山道を進む。石段道と合わさり、稜線へ上がり、右へ進んで12時34分17名全員が二格山に到着する。天気が良いので、石碇、平溪、坪林、烏來の山々が見える。ちょっと霞んでいるのが残念だ。今日の主要ピークに到着したので、ビールを開ける。

二格山山頂、前方のピークは猴山岳
平溪方向を見る
坪林、烏來方向を見る
13時過ぎ、下り始める。稜線の道は平たい部分はコンクリ舗装で、それが終わると石段と土の道になる。結構下っていき、途中無名小ピークを越していく。今日は、登山靴だがぬかるみもあまりなく、問題ない。13時30分、南邦寮山を過ぎる。下っていき、土地公の鞍部に着く。ここは車でも来れるので、地元の人がいつもカラオケなどをやっている。少しの休憩後、稜線上の幅広道を進む。この道は中華電信の中継タワーへと続く。

稜線を楠邦寮山へ向かう
タワー施設入口のすぐ左わきに、貓空圓山への道が始まる。14時過ぎ、急な坂道を下り始める。今日のルートの中では、一番程度が良くないセクションだ。それでも、草の間の踏み跡はしっかりしていて、三週間前の隆隆山行の道に比べればはるかに良い。20分ほどで鞍部に降り、貓空圓山へ登り返す。14時38分、貓空圓山頂上(標高508m)に着く。展望がない山頂だが、ステンレス製の立派な中華民国山岳協会の柱が埋められている。

貓空圓山へ向かう
@貓空圓山
貓空圓山からの下り道、踏跡はほとんど見えない
頂上からの下山道は、右に草湳へ下る道と、左に指南路三段の車道へ下る道がある。ところが、左の道は入口に赤いプラスチックテープで✖型がつけられている。入口から先も、ちょっと見ても踏み跡はあまりはっきりしない。しかし、右に行くと遠回りでかなり時間がかかる。思案の末、左の道に入る。確かに倒木が多く草深い。しかしそれほど古くないマーカーリボンもある。谷状の薄暗い場所を通り過ぎた後、尾根上を行く。GPS上の道筋とも合っている。ところが、地図上では左に大きく回り山腹を下るようになっている部分で、踏み跡が全くなくなってしまった。無理して進んでみるが、いよいよ道がない。そこで戻る。先ほど回り込む場所で、下に開かれた農地のような場所が見えた。ままよと、竹やぶを突っ切り下ると、ぽっかり開けた農地の上部に出る。最近整理したように見える茶畑だ。茶畑を下り切ると、踏み跡が続く。そこを下り、15時20分車道に降り立つ。

茶畑の上部に出る
メンバーが次々と車道に降りている間に、バスがやってきた。残り三名が間に合わなかったが、他のメンバーはバスにのり先に食事場所へ向かう。筆者も含め四名は、車道を歩いて猫空へ向かう。そこそこの歩きがいがある。16時に猫空ロープウェイ駅に到着する。そのまま帰る二人と別れ、猫空駅の脇を下り東昇園の食事場所へ着く。すでに到着してたメンバーとお酒を飲み食事をとる。楽しい団欒のひと時だ。もともと昼食として考えていたものが夕食になってしまった。18時過ぎ、周囲はすっかり暗くなり、台北は夜景を呈する。バス乗り場へ少し登っていき、18時20分過ぎバスで下った。

貓空圓山、右の稜線上に中華電信中継タワーが見える
正直、貓空圓山であんなに時間を要するとは思っていなかった。100数十メートル高低差の下山に、なんと40分もかかっている。道が良ければ20分足らずだ。近郊の山は、人が歩かないと道が自然の力で、すぐはっきりしなくなる。多くのハイカーや観光客でにぎわう猫空、人里近いので遭難などはまずないがこんな落とし穴があった、ということだ。久ぶりに再会した山仲間たちとの歩き、また食事は楽しいものだ。12㎞程の距離を都合7時間で歩いた。ルートは、貓空圓山を除いてレベル2、貓空圓山はレベル4、体力的にはレベル3だ。貓空圓山を除いてお勧めルートである。

東昇園から見る台北の夜景

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