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2016-11-22

2016年11月20日 台中頭嵙山 丸太桟道の小百岳

第四歩道から見る頭嵙山山頂(左の通信塔のあるピーク)
二つ三角点のある頂上
昨日の台中市太平区にある三汀山を登ったあと、引き続き台中の小百岳、頭嵙山を登った。この山の特徴は、山道の多くの部分が手すりのある丸太階段になっていることだ。稜線を行く道だけでなく、支稜も同様に急な登り下りがあり、この階段道が比較的安全な登山を実現している。木製階段のある場所は多いが、丸太原木を使用しなおかつこれほど長い距離になっているところは、おそらくここだけではないだろうか。

標高859mの山頂には一等三角点が設けられている。山頂には涼亭が設けられて視界はさえぎられるが、遠くまで見渡せるこの場所に一等三角点が設けられているのはうなずける。登山道は1号から5号まで番号がつけられている。北側から1号~4号の主稜線に向かう登山道があり、稜線上の道は5号となる。今回の山行は、第三号登山道を登り、主稜線上の第五号登山道を進んで頭嵙山山頂へ登り、第四号登山道を下った。ここも台中市街から多くの路線が大坑地区の入口になる大坑圓環へ走っており、さらに大坑圓環からは66番バスが第1号~4号歩道のそれぞれ登山口まで行くのでアクセスがよい。

第三歩道から登り、第四歩道を下る
歩行高度
台中市街の北東大坑區にある
第三歩道入口、左に66番ガスが去っていく
朝9時過ぎにホテルを出発、近くのバス停でちょうどやってきた51番バスに乗る。約40分の乗車で大坑圓環に到着。サークルの中心が廟になっている円環のちょうど反対位置にこれから乗る66番のバス停がある。10時少し過ぎ66番バスがやってくる。慈濟醫院が起点の66番バスは、大坑圓環から右回りと左回りの双方になりぐるっと回っていく。我々のは右回りで第4号歩道登山口になる中正露營區から3号、2号と進む。左回りだとその逆だ。10時22分、第3号歩道登山口で下車する。

第三歩道は木製階段で始まる
丸太の桟道道
今日も青空が広がりとても良い天気だ。昨日と同じく風があるので助かる。バス停から道標に従い右に下る道を進む。そこからさらに右に曲がり登り始める。10分ほどで舗装路が終わり、山道が始まる。入口には注意書きがあるが、その一つに蚊出沒Mosquito crossingという表示がある。蚊が多いというのはわかるが、英文はちょっと、と思う。おそらくDeer crossingなどという、英語圏の国で見る鹿が道を横切ることの注意書をまねたのだろうが、おかしな表現だ。

小さい子には少し幅が広いようだ

10時42分、山道を歩き始める。山道は、いきなり木製階段で始まる。上から大勢登山者が降りてくる。早くから登っているようだ。10分ほどの登りでここの特徴の丸木階段道になる。丸木の階段は、見た目より歩きやすい。ただ間が中空なので踏み外さないように注意は必要だ。丸木の間隔は狭いところ、少し広いところなど一定ではないが、大人の歩幅では問題ない。ただ小学生など小さい体だと少し大変だ。ちょうど下ってきた小学生ぐらいの子がちょっと難儀している。結構勾配がきついところもあるが、手すりもあるのでそれほど難儀とは感じない。同じ勾配でも、土の道だとまた違うだろう。

壊れた桟道
快晴の空で快適だ
丸太階段は、メンテされている。古い部分もあれば、新しい木材の場所もある。11時5分、古い丸木桟道は、がけ崩れのところで途切れ、その左に崩れた部分を迂回した新しい桟道が伸びている。11時23分右に道を分岐する。その先で、また崩れた場所を迂回する新しい桟道がある。樹木も途切れ、遠くが望める。部分的に丸木桟道が途切れ土の道がところどころ現れる。11時32分、平らな土の道になり、ベンチの休憩所も現れる。少しさらに登っていき、11時42分、土の平らな道の部分で休憩する。丸太桟道では、人がやっとすれ違うだけの幅しかないので、休憩ができない。

土の道の部分も現れる
稜線上の桟道道
松の大木脇をゆく
休憩後さらに登っていく。二人の子供づれの夫婦が下ってくる。二人の子供は小学生のようだが、先ほどの子に比べると足取りが早い。夫婦の服装や装備を見ても普段から登山をしている家族のようだ。12時ちょうど、稜線にたどり着き脇のキロポストが示す1.275㎞の第三号歩道が終わる。右に稜線を進む。ここからは第五号歩道となる。土の道は、ほどなく丸太桟道になる。登ってすぐ、右に立派な松の大木がある。主稜線はかなり凸凹があり、直線的に進む桟道は上り下りが続く。稜線からは、麓のゴルフ場の向こうに台中市街が望める。最後に急な坂を上り切り12時11分、頭嵙山山頂に到着する。休日の山頂は大勢の人であふれている。二つある三角点基石は、小さいほうが二等三角点、大きいほうが一等三角点となっている。三角点脇に並べられた空いている椅子で休憩する。

第5号歩道から台中市街方向を見る、手前にゴルフ場が見える
頂上から北東方向を見る
頂上から台中方向を望む
頂上の筆者
三角点の脇からは、東方向に新社のさらに遠くのほうには、高い山々が見える。おそらく大雪山公園付近の山だ。少し雲をかぶっている。尖ったピークは東卯山か。麓の新社は赤、黄色、橙色のパッチがみえる。新社のお花畑のようだ。12時39分、頂上の涼亭脇から1.81㎞の第四歩道を下り始める。ここからは台中市街が一望だ。一度下って登り返し、振り返れば通信塔を頭に付けた頭嵙山山頂がすぐそこに同じ高さに見える。頂上からついてきた犬が前後して丸太桟道を歩いていく。13時2分、稜線上の涼亭に到着。ここは他には誰もいないので、静かだ。少し休憩する。犬もそこで立ち止まる。柱に取り付けられた寒暖計は25度を示している。

主稜線上から頂上方向を振り返る
犬が一緒に桟道を歩く
涼亭からは、対岸にこれから下る第四号歩道がゆく枝尾根が見える。13時20分、別の涼亭に来る。ここは少し広い山頂でいくつかの涼亭があり、登山者が休憩している。第四号歩道を登ってくると、ここがよい休憩場所なのだ。ここは通過しさらに下っていく。下ってすぐにまた休憩所がある。左に土の道が分岐していく。第四号歩道は右に丸太桟道で少し登る。そこから長い下りが始まる。ところどころ土の部分が現れるが、丸太桟道も長い。登りにとった第三号歩道に比べると、勾配は緩い。13時47分、涼亭脇を通過。二か所ほどベンチを通り過ぎ、14時14分、丸太桟道が終わる。石段を下り、長春吊橋を渡る。

涼亭で休憩
展望台
第四歩道の桟道を下る
第四歩道の土の歩道部分
第四歩道の桟道開始部分、右に起点のマイルポスト
ここから産業道路を歩く。登山口にはまた注意書がある。今度は猴出沒Monkey crossingとある。これもちょっと変だ。Beware of monkeysといったようなほうが良いと思うが。産業道路は一度登り、中正露營區の入口を過ぎる。ここから下り道だ。66番バスの時刻表を見ると、まもなく下のバス停に来る。ちょうど後方からやってきた自家用車に便乗して下ったが、すでに通過後。十数分待ち、14時46分右回りの66番バスに乗車、朝下車した第三号登山口を通りすぎ、15時10分過ぎ大坑圓環へ戻る。そこから276番バスでホテルの近くへ戻った。

青春吊橋
約4時間(休憩込み)で約5.4㎞の山道を歩いた。累計で560mの登りである。この山も半日で十分歩ける。丸太桟道の続く、とても特徴のある山道を有し、展望もよい。小百岳に選ばれる由縁だ。台湾中部に住んでいるのなら、一度は登ってみる価値がある山だ。家族づれでも行ける。困難度はルートはレベル2、体力もレベル2だ。

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