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2014-03-30

2014年3月27日 夜間登山 新店小獅山

小獅山二峰展望台から望む台北の夜景
夜間に山を登るというのは、普通はできるだけ避ける行為だ。照明が無い山道は、一般的には危険だ。しかし、台北の盆地を取り囲む住居に近い山の場合は、街灯があるところもある。また、天気が良い時は山上から夜景を鑑賞できる。今回は、夜景を楽しみながら酒盛りをする、という趣向で新店の小獅山に登った。最近、夜間に登ることが流行っているようだ。特に、これからは温かい季節になるので、なおさらだ。

西側の新店駅から二峰と三峰を越え長春路まで歩く
この山は、いままで数回訪れている。実は、山上で景色を楽しみながら酒を、ということは今年の旧暦正月の時に同じく小獅山で行っている。このブログには記事は載せていないが、下りは初めての道を通って下った。今回は、慢集団の10名と夜に登り台北盆地の夜景を楽しみ、尚且つ山上の酒を楽しんだ。酒を飲んだ後は、やはり足もとが不安になるのでわずかに下って、長春路から緑9番バスで下山した。台北周囲の山には、同じく夜間登山に適した場所はいくつかあるが、酒を飲んでわずか歩いてバスに乗れるとなると、そう多くない。

能仁家商高校わきの登山口
この呼びかけに応じた10名と一緒に、18時半MRT新店駅に集まる。山上でのお酒やツマミなどの食べ物はそれぞれ持ち込むが、量が十分か確認する。少なければ、出発前に近くの店で調達も考えていたが、多すぎるほどのお酒や食べ物がある。仕事の関係でチョット送れたメンバーを待ち、6時45分に出発する。北新路を渡り、高速道路下の坂道を能仁家商高校の前にある登山口に向かう。数分の登りで登山口に着く。日はすでに暮れて暗いが、この登山道は尾根まで街灯がある。ヘッドランプを取り付け、登り始める。

街灯が照らす階段を登る

街灯と街灯の間は、すこし距離のある部分もあり、ヘッドランプは助けになる。少し登ると、木製階段の道になる。これも歩きやすく、夜間登山に適している。二ヶ所分岐を通り過ぎ、15分ほどで展望台に着く。新店を通り過ぎる第三高速道路の上を多くの自動車のヘッドランプが流れている。麓にある高層住宅の灯りが夜景に彩りを添えている。昼間を見るのとはずいぶん違う。休憩後、また木製階段道をわずかに登り、稜線に取り着く。すぐ左に曲り、19時20分二峰上のあずま屋に着く。

二階に登る。先ほどの展望台よりもはるかに広い立場が見える。手前の一峰は灯りがない真っ黒の塊、その向こうに台北の光が広がっている。まさにこのために登ってきたわけだ。筆者も含め、メンバーは初めての夜間登山で、夜景の美しさにしばし眺める。しばらく過ごした後、三峰に向けて下り始める。稜線上の山道には街灯が無いので、ここはヘッドランプなど照明が必要だ。ただ、ここも道の状態がよいので、歩くには問題がない。少し下った右側には、展望テラスがある。昼間は望める新店の山々などは、大丘田山や塗潭山の山腹斜面上の別荘などの灯がポツポツと見られるが、ほぼ真っ暗だ。

二峰展望台からの夜景
同じ場所から昼間の景色(夜景より範囲は広く写っている)
長寿亭のテーブル上のお酒と食物
長寿亭三階、昼間の様子
稜線を約二十分ほど行き、三峰に着く。三階建ての長寿亭に登る。この時間には他の登山者はいない。ここの展望は範囲が限られるが、それでも台北101ビルを含めた夜景が望める。持ってきたお酒や食べ物を広げる。三階の床中央にあるコンクリ製丸テーブルは、たちまちお酒とツマミでいっぱいになる。早速みんなで乾杯する。今回は高粱酒など強いお酒がメインだが、ビールもある。ただ、これも黒ビールで度数は12度だ。建物には照明はないが、持ってきた照明で十分に明るい。夜景を楽しみながら、山上で酒盛り、実に愉快だ。談笑していると、三人の登山者がやってきた。夜間登山を楽しんでいる、とのこと。

皆で乾杯!
1時間ほどお酒や食事を楽しみ、21時前に下り始める。ここから長春路へは、僅かな下りで行ける。木製階段から石階段を下り、21時15分ごろ大地世紀バス停に着く。しばらく待ち、27分にやってきた緑9番バスで下山した。

今回は歩いた距離は1.5km足らず、歩行時間は1時間10分ぐらいである。目的が、夜景を肴に酒を飲むということなので、普段の登山とは全く異なる。一緒に登ったメンバーは、みな満足して次回の話も出ている。暑くもなく寒くもない、この時期の夜間登山はとてもいいものである。



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