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2015-03-15

2015年3月14日 復興牌子山 - 金平山 金メダル(金牌)縱走

稜線上から見る金平山(前方中央の山)
三井ロゴの入った石柱
桃園県復興郷は、多くの山を擁する広い行政区画である。最近はこの区域の1000m超の中級山を幾つか登っているが、今回はこれら多くの峰々に行く北横公道の入口にある山の登山である。北横公路は、日本統治時代に山中の多くの原住民の管理のため、大渓から宜蘭の三星まで切り開いた警備道が前身で、戦後これが拡張され自動車道になったものである。大渓から入って来ると復興の街を通り過ぎる。道のカーブが多くなり登り気味になって辿り着くのが角板山である。昭和天皇が皇太子の時に訪れた迎賓館が、戦後国民政府のもとで蒋介石の行館(別荘)になった。今回の登山対象は、角板山公園一帯のすぐ脇にある牌子山を登り、稜線を伝って金平山を往復した。金平山は頂上で新北市三峽區と境界を分かつ。三峽三星の一つとして数えられている。

西の角板山から回遊する
登山高度プロファイル
前数回の中級山はカーシェアで登山口に行ったが、今回は一般公共交通機関でのアプローチである。往路は台北から汽車で桃園へ、そこから休日に運行される台湾好行の小烏來行き502番バスで角板山へ向かった。帰りは、同じく502番バスで大渓へ行き、食事後9103番バスでMRT永寧駅へ更にMRTで帰った。休日はほぼ一時間ごとに運行される502番バスは、平日は運行されず、通常の路線バスだけなのでアクセスは大分不便になる。通常の路線バスは基本的に山間の住人が朝に街に出て、夕方帰るというパターンで運行されているので、都会から山登りに利用するのは向いていない。

北横公路の入口にあたる山々
台湾好行502番バス、角板山駐車場に到着
今回は、Taipei Hiker Clubに公示して四名が参加希望したが、結局現れたのは二名で都合三人に登山である。台北駅の7時40分発の自強号で桃園に向かう。30分ほどで到着し、駅を出た後延平地下道をくぐって線路の反対がに出る。小烏來行きのバス乗場は桃園客運の桃園ターミナルから主発する。駅を出てすぐに、ターミナルへの案内があるので迷うことは無いだろう。地下道から延平路へ出る。新しい駅舎の建設が左側に進行中だ。通りをわたってすぐ右にバスターミナルの建物が見える。ターミナルには、行先別に乗場が表示されている。すでに数名が行列している。我々も並び待つ。そのうち行列はけっこう長くなった。バスは8時30分定刻に出発、ほぼ満員である。

角板山駐車場近くから望む南插天山(左)と那結山(右)のピーク、下は北横公路
北横公路と観音洞への産業道路交差点
台湾好行バスは、観光客が対象の路線バスで停車する場所も、観光スポットのみで通常の路線バスのバス停より少ない。また車上で観光案内のアナウンスもされる。チョコレート工場、醤油工場などを通り過ぎ、さらに大溪の老街を経て第七号北横公路を進む。9時40分過ぎ、角板山に到着する。先に駐車場のお手洗いで一時停車する。我々はここで下車する。ほとんどの乗客は終點小烏來まで行くようだ。小停車のあと、バスは出発していく。

この少し先で山道がなくなってしまった

支度をして歩き始める。左側には、南插天山の大きな山容、谷を挟んで左には那結山の三角ピークが望める。今日はとてもよい天気だ。先週の雨続きとは対象的で実に快適だ。道を進んで角板山行館(郷公所)のバス停を過ぎる。ここが本来のバス停である。更に県道を北横公路へと進む。右にこれから登る牌子山が見えてくる。水源地のバス停を過ぎる。通常路線バスは止まるが、502番バスは通過してしまう。こちらのほうが登山には都合が良いが。

はじめの分岐近くから見る牌子山
2つ目の分岐近くの茶屋、黒犬が寝そべている
10時10分、北横公路をわたって、観音洞への産業道路を少し進む。すぐ右に道が下っていく。事前にネットで確認していた牌子山への山道へ続くはずだ。これを下り民家の脇の道を更に沢に向かって下りる。この辺りは、ネット上の写真と同じであるが、標識リボンは全くない。橋を渡り、続く山道を登り返す。こちらも全く標識リボンがない。そのうち果樹園に出る。そこで作業している人に尋ねると、山道はあるようだがはっきりしない。右前方に見える送電鉄塔を目指して進むが、そのうち道がなくなってしまった。そこで、橋にまで戻る。先ほどは左に踏み跡を進んだ、右に草に埋もれた道があるようにも見える。しかし、密集した草はおそらくその先も困難が予想される。そこで、直接牌子山へ登ることはやめて、産業道路を進みそこから登る事にする。

産業道路から望む
産業道路の終點
10時40分、産業道路へ登り返す。産業道路は、ときどき車が通るものの交通量は多くなく、またこの時期はまだそれほど暑くなく、淡々と進む。左に教会が現れ、礼拝が進行中だ。原住民にはけっこうキリスト教徒が多い。道なりに進む。桜はだいぶ葉桜になってしまっているが、それでも遅咲きの桜が残っている。10時52分、観音洞の門柱がある分岐に着く。この分岐はどちらを行ってもまた上部で合流する。左は急坂で登っていく道でる。歩き始めて約1時間、ここで一休みする。

石段の良い道が続く
分岐から歩き始める。右に牌子山の山腹が大きい。ツツジが咲いている。10分ほどで、茶屋のある分岐に来る。黒犬が二匹道の真中で寝転がっている。平和である。ここは右を進む。ここも先の分岐と同様に上部で合流する。右の道を進んで数分、右に出発した角板山の建物が遠くに見えるころ、大きく道がヘアピンカーブで曲がるそのところから始まる阿木伊農場への道を進む。標識リボンがかかっている。ここは登山者が歩いているようだ。道なりに桜の木が植わっている。ほとんどは葉桜である。もう少し前であれば、満開の桜並木であったようだ。その上部で道路作業をしている地元の人もそう言う。11時30分、途中土の道になった作業行道路は終わりになる。

頂上近くの通信鉄塔と設備



産業道路のどん詰りからは、石段の山道を進む。つづら折りの道を進み、山腹をトラバースしていく。この道は、牌子山頂上付近にある通信鉄塔や設備のメンテ用のものである。階段の石は、上部では中華電信のロゴが付いているコンクリ板になる。11時43分稜線道との分岐へ着く。右へとり、牌子山頂上へ更に登っていく。一度チョット下り登り返すと、鉄塔の下をくぐる。牌子山頂上(標高845m)はそのすぐ先だ。基石の先には、草の間に道がある。これが本来、登ってくるはずの道だ。ただ、状態はあまり良くなく、やはりあまり歩かれていないようだ。11時58分、鉄塔の下へ戻り、食事休憩する。

牌子山付近の良い道を進む


12時18分、金平山へ向けて縦走を始める。金平山の金と牌子山の牌をとって金牌(金メダル)縦走と呼ばれる。先に登ってきた分岐に戻る。これまでの山道は、中華電信のメンテ用なので、状態がとても良いが、これから先は登山者が通るだけの山道、分岐を過ぎると程度がすぐ落ちる。踏跡ははっきりしているが、桂竹の密林をすり抜けていくので大変だ。枯れた竹が倒れて道を塞ぐ。気温が上がり春になってきているので、顔の周りを飛び回る虫がうるさい。獣を捕らえる錆びた鉄の罠が道端に転がっている。十数分歩くと、開けた樹木園に出る。ここも桜の木が多い。遅咲きの吉野桜が何株かまだ咲いている。前方には、目的地の金平山が遠くに見える。

名残桜、大分葉が出始めている
歩きにくい竹林を進む
産業道路を少し登り、左に曲がっていくところで山道が右に分岐する。草薮の藪こぎし進んでいくと、そのうち稜線がはっきりしてき、また竹林に入っていく。小さな上り下りをしていくが、竹林をすり抜けていくので、そちらの方がつらい。13時10分、金平山南峰への分岐に着く。右にとって少し行き、ほんの2分ほどで南峰(標高854m)につく。大正11年(1922年)8月建立の専売局造林の基石が植えられている。日本の台湾統治時代においては、特に北部の原住民泰雅族の抵抗運動が強かったが、1910年代までにはほぼ帰順しこうした山地の開発が進んでいった。他の北部山岳部でも同時期の専売局の基石を目にする。それはこうした時代背景があるからだ。
この山は山頂という感じではなく、周囲はすべて樹木で展望がない。そのまま、産業道路へ下る道が続く。

金平山南峰


金平山南峰から先ほどの道を戻り、分岐からさらに稜線を追っていく。金平山との鞍部へ下る。竹林が切れると、杉林が現れる。11時34分、鞍部の分岐に来る。左へとれば観音洞へ続く。稜線を登り返し始める。その先、数分のぼっていくと別の分岐がある。こちらも左へ行けば観音洞へ下る。上り坂は、ところどころ竹が現れるが概ね杉林の中の道であり、道の状態も先ほどに比べるとよい。13時54分、右から東眼林道からの道を合わす。その少し先は、左へ內詩朗山方向への道が分岐する。

大正11年8月建立の基石





最後の登りを行く。道の真中に、上部に三井のロゴが彫られ、三井と横には三井の文字が刻まれた石柱が立っている(巻頭の写真)。おそらく土地境界のための石柱だろうが、これは土に植えられていない。掘り起こされたものなのだろうか。三峽熊空辺りは、三井が開発に携わっていたと聞いたことがある。それと同じ範囲になるのだろうか。いずれにしても、初めてみるタイプの日本時代の名残である。さらに登ると先にニセピークを乗り越え、竹林が現るとまもなく金平山頂上(標高992m)だ。時刻は14時5分、今日最後のピークなのでしばし休憩する。

杉林の中を登る
金平山頂上
金平山を下る
14時38分、下り始める。当初は、內詩朗山方向へとり、そこから蝙蝠洞へ下りまた観音洞へ登り返した後、出発点の角板山へと歩くつもりであったが、時間的に難しいので直接観音堂へ下ることにする。往路をはじめの観音洞への分岐へ20分ほど下る。右にとり山道を少し下ると、コンクル舗装の産業道路にひょこっと飛び出る。右に産業道路を下っていく。ここから先は、ずっと産業道路歩きである。ジグザグに高度を下げ、左からの道を合わせる。更に右から別の産業道路を合わせて下る。水源用の溜池があるが、水位は低い。最近の日照りが関係しているようだ。谷あいから佛教の音楽が聞こえている。15時28分、観音洞への分岐に着く。右にすこし下ると、また別の道を左からあわせる。下半分のみが完成した大きな観音像が見える。その下を下っていき、15時33分、観音寺に着く。かなりの規模のある寺院である。建物の奥に、名前の観音洞が祭ってある。参拝客も多く、焼香している。仏堂の前で最後の休憩を取る。

産業道路を下る
建造中の観音像
境内の端に、蝙蝠洞からの道がある。今回は時間的に無理だが、いずれ別に機会に歩いてみたい。(実は、帰宅後発見したことだが、蝙蝠洞から大渓へのバスが16時、17時台にそれぞれ一便ずつあり、そのまま蝙蝠洞へ下っても十分問題がなかった。)16時、先ほどの分岐へ登り返す。右の道も左の道も茶屋のところで合流するが、左のほうが短いのでこちらを進む。下った先は、午前中通った、阿木伊農場への道の分岐である。ここからは、午前の往路を下ることになる。茶屋の前には、朝と同じに黒犬が寝そべっている。16時30分、北横公路へ出る。17時25分の502番バスまでまだ時間がある。道端で販売しているみかんなどを土産に買っていく。16時55分、角板山行館のバス停に到着する。17時28分、502番最終バスがやって来た。30分ほどで大溪老街バス停に到着、街の中の店で夕飯を食べ、9103番で帰路についた。

観音寺境内一部
下り道に見る牌子山(阿木伊農場への分岐点)
天気に恵まれ、また足並みの揃った少人数の山行であった。それほど人気のある山でもなく、一般交通機関でのアクセスもそれほど便利でない山である。しかし、今回この山では日本時代の名残、大正11年の専売局基石と珍しい三井の石柱が見られたのは良かった。平地では、戦後壊されたり削り取られてしまった、日本時代の石の証人がまだ山には残っている。山道自体はクラス3~4,体力的にはクラス3である。歩行距離15.2km、所要時間は休憩込みで約7時間だ。

2015-03-09

2015年3月7日 宜蘭龜山島 401高地に登る

龜山島、中央の山が401高地、左は亀頭
蕃薯寮山から見る龜山島(2011年11月撮影)
宜蘭の龜山島はしばしば訪れている宜蘭の山から見ると、海に浮かんでいる亀が泳いでいるように見える島である。沿岸から約10キロほど沖合にあり、とても目立つ。以前は住民がいたが、その後軍事基地となり、住民は集落ごと本土に移住した。401高地とは、まさに軍用目的での命名である。2000年に開放されたこの島を訪れるのは、実は厄介だ。生態保護のため、上陸者の人数を制限しており、事前上陸許可が必要である。訪れた土曜は、単一日の総数千人に制限されている。自分での申請も不可ではないが面倒でもあり、月一で道案内役をしている慢集團企画の訪問団に参加して訪ねた。

宜蘭の沖に浮かぶ龜山島
龜山島、右が亀頭、左が亀尾、船の軌跡は帰りのルート
陸の敵仮想上陸点を睨む90ミリ砲
周囲9kmの龜山島は、数千年前に火山でできた島である。海底の火山から今でも海岸の近くに熱水が吹き出し、島の中には冷泉もある。ほとんどが山のこの島は、以前は漁業が中心の集落であった。移住した後に残された家屋がまだ残っている。401高地は、戦略上重要なポイントである。山の標高は398mだが、その上に施設が建てられこの高差を加算して401高地となっている。麓から1700余の階段が続く、山道としては上等な登山道である。これももともとは軍事目的で整備された道である。この道を歩くことも、実は事前申請許可が必要である。401高地は、初期の小百岳に選定されていたが、だれでも簡単にアクセスできるわけではないので、のちの改定で外されている。しかし、海の中にストレートにそびえる山は、登山者としては興味のある対象ではある。

烏石漁港で乗船する、遠くに龜山島が見える
今回の参加者は、大型バス三台都合120数名である。午前7時過ぎに板橋駅前を出発、第七高速道路を一路宜蘭に向かう。低く垂れこめた雲で、今日の天気が危ぶまれたが、雪山隧道を抜けるとそこには龜山島が浮かんでいた。天気はOKのようだ。烏石漁港から龜山島への船が出る。9時5分前に到着、観光センターで少し待った後、各バス毎に乗船する。高速艇で約35分ほど、港に近づく。港といっても堤防があるだけだ。まだ、軍事的な管理があるので港は撮影禁止である。9時53分、上陸する。我々以外のクジラ観賞の船客は、そのまま残り船は出て行く。

島へはあとわずか
荒涼とした海岸
島の上での行動は、船ごとのガイドにしたがって移動する。上陸した後、まず大砲の砲台があるところへトンネルを進む。岩をくりぬいたトンネルは、島の反対側、陸に面したところへ続く。この大砲は、実は宜蘭の浜辺に向けて設置されている。ガイドの説明によると、中国軍が太平洋から上陸する場合は、この浜辺になるのでそこに向けて、背後から攻撃するため設置したということである。当時の大砲がそのまま残っている。やって来たトンネルを戻り、あずま屋のたもとで今日の弁当を受け取る。ガイドの案内に従い、湖をめぐる歩道を進む。住民が去った村の跡に来る。当時の村長やお医者さんの家は鉄筋コンクリート造りだが、それ以外は石を積み上げたような家だ。日本時代に創立された小学校の平屋の建物を過ぎる。その先が集落跡である。村の突き当りにお寺がある。現在は陸から通う世話人がいるそうで観音が祭ってあるが、以前は道教の馬祖廟であったそうだ。建物は100年以上前のものである。ただ、屋根飾りなどの補修は十分ではない。お寺の隣は、ビジターセンターである。

集落跡の様子、ビジターセンターからの見る
石段脇の墓石
海岸を少し行くところから401高地への山道が始まる。10時56分、登り始める。海抜ほぼ0メートルからのスタートなので、登攀高度は山の高さとほぼ同じになる。すべて階段の登りなので、単調であるが100毎に段数が記されているので、どこまで登ったかわかりやすい。昨日の雨で、ところどころ滑りやすい。濡れた赤土も滑りやすいが、苔がうすく生えた石も底が硬い登山靴では滑る。山道は、雑木林の中を進む。ところどころ緩い坂も現れる。600段近くの道脇に墓石が建っている。墓石には咸豐八年(1857年)と刻んである。日本の明治維新の頃である。

雑木林の中を行く石段
1700段目と脇の基石
800段を過ぎるころから、坂が急になる。木製手摺も設けられ、下りの時の助けになる。道脇の大きな岩を過ぎ、1000段のところで二番目の展望台あずま屋を過ぎる。下方には亀尾の浜辺が海に突き出ているのが見える。先に登ったメンバーが休んでいるが、そのまま続けて登る。坂は更に急になり、稜線に上がると坂が少しゆるくなる。11時38分、1700段の脇にある基石を見る。そのすぐ上1706段が最後の階段だ。約40分の登りであった。階段の良い道なので、同じペースで上がれば思ったより楽である。

頂上から望む亀頭とすぐ脇の海底温泉吹き出しによる波
階段道を慎重に下る
頂上には展望台がある。先についたメンバーで展望台は満員だ。霧がかかってきたので、残念ながら遠くは見えない。いつも龜山島を眺めている海の向こうの山々は霧の中だ。亀頭が先にあり、その右側の海は海底から吹き出てくる温泉の水が混じり、コバルトブルーの波がたっている。午前中に通りすぎた、湖や旧小学校の建物も見える。写真を写した後、階段道を下る。12時、1000段目のあずま屋で休憩し、配布された弁当を食べる。

登山口近くの海岸
池脇の観音像
12時半過ぎ、登山口に向かって下り始める。登った時に滑りやすかった石段は、陽があたって乾きそれほど問題ではない。12時55分、登山口に戻る。ガイドは13時までに戻ってくるようにとの指示であった。ビジターセンターに進み、そこで少し待つ。13時15分、グループ全員が集まり、湖の山側を進む。石畳のよい遊歩道だ。冷泉を過ぎる。龜山島は約6000年前に火山活動で出来たという、その推定の根拠になっている石の脇を進む。13時33分、旧集落のあたりから対岸に見えていた観音像に来る。13時40分、港にもどりその後乗船する。

海底温泉が吹き出してくる場所、左に401高地が見える
帰りは、島の後ろ側を回っていく。こちら側は陸から見えない部分である。山が切り立って、そのまま海に落ちている。401高地から見えていた、海底温泉の部分を通り過ぎる。この辺りは酸性度が高く魚も近寄らないということだ。921地震(1999年)の前は、吹き出し口は海面が盛り上がっていたそうだ。亀頭を回りこみ島の脇をすすむ。この位置からだと、まさに亀が海を泳いでいるように見える。島を離れ烏石漁港に向かって進む。陸の山々は頂上が雲の中だが、一部は見えている。大渓の蕃薯寮山の姿が判る。14時40分、港に到着した。

島をあとにする
今回は、単純な山登りでなく島の観光で、その一部として山登りを登ったことになる。登山部分は、約2時間、山の往復は約3kmである。誰でもいつでも行けるわけではなく、さらに日本から来てすぐにいうのも簡単ではない。事前に十分な準備が必要である。海の中に浮かぶ山に登る、これはそれなりに面白い。

2015-03-01

2015年2月28日 平溪薯郎尖 - 盤石嶺 - 菁桐古道 慢集團山行 Mt. Shulangjian - Panshiling hiking

The summit of Mt. Shulangjian
今回は、月一の慢集團の道案内山行である。二週間前今回案内のルート事前再確認を行い、この山行となった。比較的楽な山行である。前半の薯榔尖の登りと北稜をすぎれば、後半は良い道であり、盤石嶺の花見を兼ねての休憩後は菁桐古道を下るだけである。8時に出発し、午後3時には菁桐下って終了した。すでに日本語で記した登山記があるので、今回は英語での表記である。

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We start from Yikengkou (left) and come down to Jingtong Station (right)
Located in Pingxi district (平溪區) of New Taipei City, Mt. Shulangjian (薯榔尖) is one of the so-called three pointing peaks of Pingxi. Shulang is a plant which is original material to produce dye for fabrics in the past. The triangular shape of the peak resembles Mt. Fuji of Japan, particularly viewing from the old dormitories of Taiyang mining company where Japanese managers stayed and longed for their return to home. So they called this peak Pingxi Fuji. Mt. Shulangjian has three trails to reach its summit. One is from Erkenkou (二坑口) and this is a stone paved footpath all the way to the top. The second one is from Yikengkou (一坑口) is a dirt path and can be slippery after rain. The third one is a ridge route from the main ridge between Mt. Erkongguishan (耳空龜山) and Panshiling (盤石嶺). This one is pretty tough to walk as it has deep decent and steep accent coming one after another. If you have little hiking experience, you would better take the first one because it is really easy and avoid the third one.

All members of the hike
Panshiling, a name implies a peak of a mountain, but it is not. This is a saddle part of  the ridge and the lowest point where Xiping Road (汐平公路) passes through. There are many cherry tress around this pass and it is really good to rest here for lunch if the weather is fine. The cherry trees here blooms rather late in comparison with those at the food of mountains, because cold wind blows through and general climate is more hush here. Cherry blossoms are in full bloom in late February and early March.

#795 bus at Yikengkou bus stop
The hiking this time was to go up Mt. Shulangjian via the second trail from Yikengkou. We walked along its north ridge to the main ridge and then followed the main ridge to Panshiling. After we had lunch break at Panshinling for an hour and walked down to Jingtong, once an old mining town and now a hot tourist spot, via Jingtong old trail (菁桐古道). This hike was a mixture of thrill over the north ridge and joy of walking an easy old trail down after enjoying cherry blossoms. Under the event of Manjituang hiking club (慢集團), 38 of us walked this hike.

Climbing slippery rock section

Most of the participants gather at MRT Muzha (捷運木柵) station bus sop and takes a 795 bus at a little after 7:00. Approximately 40 minutes ride takes us to our starting point, Yikengkou bus stop. A few of our members have come by their own cars and join us here. After a brief explanation about the hiking course, we start at 8:03. The name Yikengkou means the first mine portal and there used to be a coal mining shaft in the valley. We pass those old houses of miners. They are in rather sad shape and present sharp contrast to those houses repaired and maintained as tourist attraction near Jingtong station. We come to the entrance of the footpath to Mt. Shulangjian in a few minutes.

Yikengkou route to Mt. Shulangjian in thick mist
The North Ridge route
The footpath is wet after rain of the day before. Weeds besides the path are all wet and bottom of your pants gets soggy quickly. We have a very young member among today's troop walking just behind me; a boy of 9 years old. His father is also in the troop walking just behind him. This boy has been to hiking at many places, according to his father, and is doing pretty good. The path goes among trees and passes over a concrete duct which is apparently an air duct for the abandoned mining shaft. We start a steep climb. Ropes appear where the incline is steep. Fog is pretty thick and you cannot see other peaks just across the valley on your left. We go over a slippery rock hump twice on the way up. At 9:08 we reach the top of Mt. Shulangjian. Though no rain it is in thick fog and there is sadly no view.

Mt. Shigongjishan and other peaks floating over the sea of clouds (Mr. Wang)
Passing a feeble looking branch bridge
The summit is pretty narrow and there is no room for all members to stand at one time. Before the rest of members come up, the front members start for the next section, the North Ridge. The path immediately descends and goes on a rather level ridge for a while. Fog is disappearing all the sudden and you have a view of sea of clouds beneath you. The peak of Mt. Shigongjishan (獅公髻山) of Pinglin (坪林) and its adjacent peaks are floating over the clouds like islands in the ocean. At 9:40 we start a pretty steep decent which lasts twenty minutes. At the bottom of the decent we pass a single wood bridge made out of a feeble-looking tree branch. It is kind of fun to pass over it though you have to be careful. Then we start a steep uphill. After a struggle of another 20 minutes  we come up onto the ridge. The section which we have just passed is to go around the rock cliff on the ridge, otherwise you have to climb down rock face, which is impossible.

Troop marching up and down through woods
This is a halfway point on the North Ridge and there is more ups and downs before reaching the main ridge trail. The weather is turning good. As we go up and down small peaks, the sun occasionally appears and welcome sunlight makes golden spots here and there on the ground among trees. We pass more of precarious spots and reach the main ridge trail at 11:30. It took us nearly two hours and 15 minutes from the peak of Mt. Shulangjian. I am glad that everybody has safely passed this dangerous section. After a short rest we head for our next stop, Panshiling.

Reaching the well maintained main ridge trail 
Spider web on side of the trail
In comparison with the North Ridge, this trail on the main ridge is just a breeze. It is well equipped and maintained. There are thick rope railings along steep sections. Weeds have been cut out and the trail is pretty clear and neat. There are also wood steps on  steep slopes too! Approximately 40 minutes of ups and downs on small humps along the main ridge bring us to Panshiling. The sun is now shinning above us and cherry trees are blooming on the side slopes of Panshiling. It is warm and comfortable. We take a long rest of one hour and have lunch. Members spread out to various spots where they find comfortable. Though about a half of cherry trees are not yet in bloom, it is still beautiful there.

View at Panshiling, the front is Xiping Road
Jingtong old trail and cherry blossoms
A junction on the old trail, we take right here
At 13:15 we start our last leg of today's hike, walk down along Jingtong old trail . This old trail used to be an important passage between Xizhi (汐止) and mining town Jingtong (菁桐). The railroad was constructed and completed in 1921 by Taiyang Mining Company only for transporting coal and later absorbed by the national railroad in 1929. It was however a long way from Jingtong to Xizhi by railroad so people walked this old trail to connect the two villages. We first go up a wide dirt road for a little while and pass Nikuitatouge (肉板峠). It is said that in old days there was a guard post here to watch the passage of people and goods going in and out of Jingtong. As a matter of fact the name sounds funny, meaning meat plates passage of the ridge.

The troop going down a steep downhill
Mosengzai Cave
Another cave
A little walk from Nikitatouge brings us to a junction where we take right. Wood steps lead up to a summit. Weeds have been cut out and the path is pretty clear. From the summit, we go down the dirt steep path. Some spots are pretty slippery. Many sacks filled with dirt are laid along the path. They form a kind of water drainage. We come down to a flatter section and soon see a cave on your left. It is called Moshenzai cave (魔神仔洞) but actually it is not a cave but a tunnel. There used to be a coal mine further up the valley and a rail track was to carry coal. The cave was a tunnel for the rail track those days. We go around the right side of the cave and come to a junction. Stone steps are paved on the trail further down and another to up to the left.

Looking over the bridge, Mt. Fengtoujia is in distance
Before we go further down the stone paved trail to Jingtong, we first go up to left side to see another cave. This second cave is also called Moshenzai cave and again actually is a tunnel. This tunnel is short and you can see light on the other end. The portal of the cave that we saw just a while ago is located on the left. We return to the junction and take left to go down. The stone paved trail is very good. After crossing a bridge over a stream we come to another junction at 14:30. If you take right here, you can go straight to Shuangjing Road (雙菁公路) . Those members who came to Yikegkou by their cars follow this right trail and go directly back to where they parked their cars. The rest of us take left and go down to a stream. Peaks of Mt. Fengtoujian are visible over the valley. Passing the bridge and we come to a junction where a path to Mt. Shisunjian (石筍尖)  diverges.

Overlooking JIngtong railway station
As we go along the last few hundred meters of trail we can see Mt. Shulangjian on our right. The triangle shaped peak is just up there where we were this morning. Passing old houses and we take left turn. Soon we arrive a flat yard just above Jingtong railway station at 14:50. A huge crowd of tourists are down there. A musician is playing songs very loudly. This is indeed another world to us who have just come through the tranquil valley. We swim through the crowd in front of the station house and go to the bus stop on Shuangjing Road. A crowded bus comes at 15:13 and we leave Jingtong for Muzha.

This is basically an easy hike covering only six kilometers, except the North Ridge of Mt. Shulangjian section. The total activity time is 7 hours including rest. The weather turned fine by noon and made us happily appreciate cherry blossoms at Panshiling. The level of the course is level 3 except the Shulangjian North Ridge being level 4. The physical fitness level is 3.
Cherry blossoms at Panshiling, Taiawn native cherry