馬望僧侶山付近から望む低陸山(2014/9撮影) |
嘎拉賀溫泉:沢に温水が注ぎ込んでいる |
登山口から低陸山を往復、その後沢そいの嘎拉賀溫泉に下る |
途中の途切れている部分は自動車移動 |
低陸山を含む復興郷の山々 |
登山口 |
登山口近くから見る西丘斯山(三角山頂)とその左の唐穂山 |
雑木林の中を行く、焚き火跡がある |
檜の巨木が二本、太い根がうねっている |
巨木檜 |
巨大な倒木 |
道端にとても太い倒木が、苔に覆われている。腐って分解していくプロセスが進行中だが、これだけ太いと消えてなくなるにはどれだけ時間が必要なのか。この倒木のすぐ近くには、これまた上部が高くて見えない檜の巨木が生えている。その先にまた巨木が倒れている。道を塞いでいるので、一部が切り取られている。その部分から檜の香りが漂っている。落ち葉が重なりあいできたフカフカ地面の森の中を登る。そのうち道はゆるかになり、11時7分、光華集落からの山道と合流する。幹を輪切りにした椅子もいつくか置いてあり、ここで休憩する。
原生林の間を行く |
分岐部、道標と幹輪切りの椅子がある |
鞍部、左前方に低陸山頂上が見える |
鞍部から望む雪白山(右)と西丘斯山 |
雪が残っている |
頂上直下の急坂 |
三等三角点のある頂上、樹木に囲まれている |
登山口に向けて最後の下りを行く |
把加灣山の三角点基石 |
民家の下まで歩いて行く。ちょうど外で仕事をしているおばさんと話をする。台北からやって来て一人で暮らしているそうだ。ここから車で下山だ。時間が早ければ嘎拉賀温泉に立ち寄っていく予定であったが、まだ15時過ぎで十分にOKだ。光華産業道路へ下り、右に曲がって温泉への道の入口へ向かう。入口に説明板がある。温泉は無色無臭の炭酸塩温泉で、水温55度PH8との事。沢際まで標高差約200m、距離1.5kmの下りが始まる。
温泉への下り口 |
石段を下る、温泉まであとわずかだ |
三光渓 |
温泉といっても、滝となって流れこむ温水が下のたまりになっているところに浸かるだけで、囲いがあるわけでもない。男女一緒なので当然水着を着用しての入浴だ。沢を渡る。冬の沢水はとても冷たい。しかしわたってすぐに温泉に浸かれば問題ない。湯船(水たまり)はそれほど深くないので、座っただけでは肩まで浸かれない。横になればOKだ。温度はちょうどよい。湯船になる部分は二ヶ所ある。もう一つの方にいく。そちらは温度が少し高い。また温泉水の流れる岩の表面は緑色になっている。温泉水ミネラル成分のためだろう。約1時間ほど過ごした後17時半、駐車場へ登り始める。
沢の右側から温泉が注ぎ込み湯気がたっている |
鉄梯子を登って帰路につく |
丸一日の活動であった。台北から登山口まで約二時間半かかっている。同じく復興郷でも、桃園に近い那結山に比べると1時間多くアクセスに時間がかかる。温泉とペアで行ける台湾の山は多くないので、ここは希少だ。歩行距離は低陸山往復は8.7km、休憩込みで5時間40分、温泉往復は3km、入浴時間を入れて2時間10分である。困難度は山道、体力ともクラス3である。アクセスに時間がかかるが、山そのものはそれほど難しくない。現在では自分の車で行くしか無いので、誰でも行けるわけではないが、お勧めのコースである。
檜の巨木 |
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