県道124号線から望む仙山 |
赤が仙山、青が蓬萊溪步道の軌跡 |
仙山登山高度プロファイル |
台湾好行バス@南庄遊客中心(ビジターセンター) |
仙山は靈洞宮の背後にそびえる。山腹に協靈宮が見える |
登山口 |
左の山道を行く |
仙洞門 |
山道は、石板で階段が続く。少し回り込み、右に道が分かれるがこちらはすぐに終わりになる。左に進み高度を上げていく。10時35分、仙洞門にくる。大岩の間に自然のトンネルができている。ちょうど人ひとりが通れる幅の穴になっている。その上から急坂が始まる。木々の切れ目から遠くが見える。竹南方向だろうか、海岸際の風力発電風車も見える。吹き抜けていく風がとても涼しい。下山してくる家族ずれのメンバーとすれ違う。10時50分、坂が終わり平らな道になると右から協靈宮経由の道と合流する。その先少し登ると、望陽台の涼亭に来る。ここで休憩する。
仙洞門は人ひとりの幅のトンネル |
約20分ほどの休憩後、頂上に向けて登る。ここからは、岩が現れる急登が続く。岩には多くの補助ロープが渡してあり、それほどの苦労はない。一度緩やかな坂が現れ、その先の岩を登り切れば山頂だ。11時28分に頂上に着く。北側はさえぎるものがなく、展望ができる。神桌山への山並みが続いている。その右奥に見える高い山は、加里山か。頂上付近は雲のなかで見えない。西側は谷を挟んで、その向こうの低い山並みの先は、平野が見える。先ほどから涼しい風が吹いていたが、寒冷前線の通過なのか、曇ってきて雨も降りだしそうな感じだ。
前方に望陽台の涼亭が見える |
ロープの岩場を登る |
岩の仙山山頂、左側から上ってくる |
仙山頂上から北を望む、前方に神卓山への稜線が続く |
急坂を下る |
杉林の尾根を進む |
県道から望む仙山 |
県道から海が望める |
八卦力渡假村 |
蓬萊溪步道 |
休憩している間に雨が降り出した。山上でのパラパラとは違い、激しく降ってきた。そこでそのまま戻ることにする。戻って歩道入口の売店で雨宿りをする。雨が上がり、バス停に向かう。14時53分、バスがやってくる。終点南庄で下車、南荘の老街を散策、その後16時発のバスで竹南に帰った。
南庄桂花巷老街 |
今回の登山は、歩行時間3時間足らず、歩行距離も4Kほどで楽なハイキングだ。しかし、岩場も現れ、それなりに面白いルートでもある。時間があれば神桌山への縦走も面白いだろう。縦走の場合は入口と出口が離れているので、自分の車で行くのは厄介だ。かといって一般の公共交通機関だと、ちょっと時間的にきつい。台北からだと10時出発になり、縦走には6,7時間を要するため途中で問題があると、帰りのバスには間に合わない。前日南庄などに泊まれば、時間は十分だ。仙山に限って言えば、困難度はルート体力的にもクラス2である。誰にでもおすすめできる。
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