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2023-06-26

2023年6月23日 苗栗南庄 紅毛山-大坪山 象山 端午節連休中の登山

大坪山山頂


今年の端午節は四連休である。この休みを利用して多く人が観光に出かける。もちろん登山に出かける人も多い。筆者としては、この時期に窮屈な思いをして山登りをするつもりがないので、一日だけの山行を計画した。それがこの大坪山である。6月も下旬になり、台北近郊の登山はだいぶ暑くなっている。そこそこ標高の高い場所が対象となった。

紅毛山 - 大坪山
南庄 象山
大坪山は、以前歩いた苗栗南庄の名山加里山の脇を行く杜鵑嶺から北へ南大龜山/向天湖山へと延びる稜線上にある山峰である。加里山山頂へはいくつか登山道があるが、大坪林道終点の登山口からが一番地近く、また登山者が多い。当登山道は、林道終点から上記稜線を鞍部で越えて加里山へと向かう。この鞍部のすぐ北側に大坪山がある。上記稜線は、顕著な單面山で、西側は緩やかな斜面、東側はストンと落ちる崖である。大坪山の西側には、この緩やかな斜面をその末端の紅毛山から登ってくる道がある。当山道は、大坪林道と並行する形なので、多くは自動車で加里山登山口まで行くので訪れる人は少ない。事実、このセクションではほかの登山者に全く合わなかった。今回の登山は、紅毛山から大坪山へと歩いた。
二つの山の位置関係
一方、当初の予定は大坪山登頂のあと、加里山へ往復するというものであった。ところが、大坪山に着いた頃には霧がでて展望できなくなる、一方参加者全員が加里山を訪れたことがある、また連休で登山者がとても多く帰りの林道の通行が困難なことが予想されたので、そのまま下山した。しかし、時間が早いので以前歩いた神仙縱走の時、時間切れで未踏であった象山に立ち寄った。

大坪山山頂の全メンバー
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早朝の加里山山塊とその手前の神仙縱走稜線
伯公廟の猫たち
早朝5時に一台の山仲間運転の車で出発する。車上は5人だ。連休二日目、また時間が早いこともあり第一高速道路は混んでいない。1時間足らずで頭份ジャンクションを降り、南庄方向へ進む。124縣道から台3線、そして124縣道を進む。南方にこれから向かう加里山がその周辺の山々を従えて、朝の空に鎮座している。その前衛に長々と続く峰々は神仙縱走の山々だ。6時22分、南庄の街を過ぎて少しにある伯公廟で泊まる。もう一台でやってくる二人をここで待つ。観光地である南庄も、この時間は人がまばらだ。

大坪林道入口、ここを左折

紅毛山登山口近くの月球石
ほどなくもう一台も合流し、目的地の大坪林道へと124縣道を進む。進むこと10分ほどで、大坪林道入口を見る。左に折れて林道を登っていく。この林道は舗装がされ状態がよい。6時56分、紅毛山登山口に着く。車の一台を先に林道終点の加里山登山口付近に置いておくため、他のメンバーを下ろし進む。登っていくと、道脇にはすでに数えきれないほど多くの車が駐車してある。本来の駐車場は、もう満杯だ。苦労して一台を路傍に駐車し、もう一台で先ほどの紅毛山登山口へ戻る。下りでも多くの車とすれ違う。7時45分、やっと戻った。かれこれ50分ほどを要した。

大坪林道わきの紅毛山登山口

農道を進む
土の登山道入口
入口にもどるとほかの4名がいない、そこで少し道を進むと、そこで待っていた。全員で舗装されている道を進む。ここは農道という性格だ。林道の入口から約10分で、舗装路は終わり山道となる。竹の間の急坂を登ること数分で、稜線に上がる。左におれて少し進むと、紅毛山山頂だ。山頂といっても、周囲は杉林で展望はない。大正14年殖産局樟林地界29號石がある。ここも日本時代はクスノキ林があったはずだ。去年訪れた隣の苗栗縣獅潭鄉の千兩山南峰に大正14年殖産局樟林地界27號、そして細道邦山に28號があったが、これはその続きの地界石となる。

@紅毛山山頂
殖産局樟林地界石
登りが出てくる
8時15分山頂から分岐に戻り、尾根上を進む。このルートはあまり歩かれていないようで、ところどころ草深い。それでも草下の踏跡ははっきりしている。10数分歩くと、少し勾配が出てくる。路面には月球石と呼ばれる、大きな穴の開いた石が路面でている。8時36分、1020展望台(標高1020m)という札がついている平たい場所に来る。展望台といっても北側だけの展望である。大龍山やその左奥に神桌山などが見え、單面山である主稜線のこちら側が緩やかな斜面であることがわかる。

1020展望台表示
1020展望台から北方向を見る
穴の開いた石
さらに少し登ると道は幅が広がり、以前の造林路ではないかと思われる。それが切れると杉林に入り、左に大きく曲がる。その部分には桃園鐮刀登山隊の道標がついている。しばらく尾根を登り、9時2分ガジュマルが大石を抱えている樹包石(標高1120m)、そしてそのすぐ上のサルスベリ大樹(九芎樹)を通り過ぎる。

幅のある良い道
杉林の中で左に曲がる
包石樹
サルスベリ大木
左に沢を見て進む
トロッコのレール
地形は広がり、左側に水流のある沢を見て登り、また杉林に入る。9時12分分岐に来る。その周りにはトロッコのレールや車輪が転がっている。林業時代の遺物のようだ。先ほどの造林路と思われたところも、実は線路が敷かれていたのかもしれない。加里山の周辺には、林業用線路遺跡が多いので、これもその一つなのだろう。分岐を左に行けば無名山という独立峰に往復できるが、今回はスキップする。

トロッコの車輪
前方分岐は左に
道は一度下り、少し登り返して右から大坪林道よりの道を合わせる。左に折れて進み、急坂を登る。この辺りから道は大きな斜面上を進む。雑木林から杉林、また雑木林と樹相が変わる。地面は落ち葉が一面を覆い、踏跡は明瞭ではない。そこそこマーカーがある。自分たちでもマーカーを取り付ける。9時41分、また別の樹包石(標高1210m)を見る。さらに10分ほど登ると、大きな岩がかぶさる岩屋に来る。岩屋脇で休憩をとる。メンバーがシェアする手製アイスキャンディーがうまい。

急坂を登る
枯葉に覆われた広い斜面を登る

1210包石樹
左上方に岩屋
岩屋のメンバー
大石セクション
大岩が転がる部分を通り過ぎる。その先足元は大きな一枚岩で、落ち葉が重なって覆い隠している。その右のほうには植生がない裸の岩盤が露出している。この一帯は大きな岩の斜面でその大部分は植物が覆っているようだ。30分ほど登ると、後方のメンバーがなかなやってこない。そのうち露出岩盤のほうからやってくる。間違って足長バチの巣を蹴ってしまい、刺されたので逃げて迂回してやってきたという。そこで10時50分、しばし休憩をとる。

大きな岩の上に枯葉や樹根
裸の岩盤(Lさん撮影)

稜線上の分岐
急斜面を引き続き登る。11時17分、一線天と呼ばれる岩を通り過ぎ、さらに登る。その上数分で、矢竹が現れる。11時26分、主稜線上の分岐に着く。左に進めば向天湖山へと続く。右にとり、ほんのわずかで大坪山山頂(標高1660m)に登りつく。山頂には地元政府の遭難時連絡位置表示板が取り付けられている。食事休憩をとる。

遭難時位置表示板
大坪山から下る
12時山頂から下り始める。狭い尾根はかなりの急坂だ。下ること15分で、大坪登山口からの道が通る鞍部に着く。そのまま進めば加里山へと続く。午後はガスってきたことなどで、予定を変え右にとって下山を始める。人気ルートであるこの道は、今までの道とは違いすこぶる良い。杉林の間をどんどん下り、12時42分登山口に着く。寒暖計は21度を示している。多くの登山者がこの登山道を歩いている。大坪山では全くほかの登山者がいなかったのとは、対照的だ。道脇には多くの車が駐車している。下ること5分で、朝に停めたもう一台の車にくる。

鞍部分岐、右へ下る

家族連れ登山者も多い
大坪林道加里山登山口

所狭しと車が停めてある
ここから車で下山
蜂に刺された二人と、もう一台の車のオーナーメンバーが先にこの車で下っていく。残りのメンバーは更に林道を歩いていく。登山者の車が停められるスペースにはどこも停めてある。どれだけの登山者が今日は来ていることやら。林道をさらに1㎞強進み、登ってきたもう一台の車を待つ。13時5分、やってきた車に乗り林道を下る。

@象山の土地公登山口
竹林の急坂を登る
この時間は多くの登山者はまだ加里山を登っているようで、林道はスムースに下り、124縣道を南庄へと進む。13時40分南庄を通り過ぎ、さらに124縣道を行く。菜堂下近くで左に産業道路へ入り登る。14時、象山登山口である土地公前に車を駐車する。

象山といっても、台北の象山ではなく、豐山とも呼ばれる仙山から神桌山をへて北へ伸びる稜脊上最北端のピークである。仙山からここまで縦走するとけっこう長い。象山登山口は標高300m強で、先ほどの大坪山に比べるとかなり暑い。中級山は、いかに涼しいか、その差を如実に感じる。

道筋ははっきりしている
象山山頂の三角点
竹林の急坂を登る。道筋ははっきりしているが、状態は必ずしもよいとは言えない。道は山復を巻いていく形で登り、15、6分で尾根上に上がる。14時29分山頂に着く(標高455m)。25分ほどの登りだった。山頂は樹木に囲まれ展望はない。東側が少し樹木の間から遠くが見える。加里山方向だが、上部はすっかり雲の中。先ほどあのまま加里山へ登頂しても、展望はなかっただろうと、自分に改めて言い聞かせる。

加里山方向は雲の中

マーカーもしっかりある
山頂でまだ冷たいビールを開ける。暑いので実にうまい。15分ほど過ごした山頂から、往路を引き返し、15時に約15分ほどの下りで登山口に戻る。着替えを済ませ、帰途に着く。途中頭份の街はずれの斗煥坪水餃館で、時間は早いが食事をとり、まだ明るい18時半に台北に帰りついた。



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帰路に立ち寄った24時間営業のお店
当初は、そこそこ長時間の山行予定であったが、状況に応じて予定を変更した。そのため、楽な登山になった。それでも、まったくほかの登山者に会わない大坪山は、自然生態がのこり面白い山行であった。蜂に刺された二人は気の毒であったが。大坪山は、距離6.3㎞、登坂772m、下降458m、所要時間5時間15分、コース定数20である。象山は、簡単な登山であった。ガツガツ登るだけが登山でないことを教えてくれる、今回の山行であった。





2023-06-09

台湾登山ルートガイド: 新北市土城區火燄山 - 大暖尖山縱走路 手頃な油桐花鑑賞半日ハイキングルート

ともにMRT駅からアクセスできる
去年の秋に、台北近郊の登山ルートガイドを数編記した。この記事も、同様に登山ルートガイドとして記述する。台北盆地の南西に位置する新北市土城區は、その南に標高430mの天上山を最高峰とする峰々が長く山脈を構成している。麓にはかなり奥まで工場や農地が入り込み、登山ルートも整備されて、地元民をはじめとする多くのハイカーが訪れる。高さもそれほどでなく、比較的気楽なハイキングができる。さらに、4月中旬から5月初旬にかけて、山肌には多くの油桐花が白い花を開き、たくさん落ちた花びらは雪のように白一色に地面を覆う。ほかの台北近郊登山と同じく、夏はちょっと暑いがその他の時季であれば、交通アクセスもよく手頃な歩きを楽しめる。昨年秋のガイドの中で、新北市中和區のルートを紹介した。今回の場所は、それの西南に位置し、同じ山塊に属する。健脚であれば、その二つをつないで主稜線を縦走することも可能だ。

台北盆地の南西端

登山対象:

ルート 捷運永寧站第二出口(承天路)→(30分) →永和街登山口→(30分) →雷公岩入口→(雷公岩往返20分)→雷公岩入口→(12分)→火焰山山頂→(25分)→鞍部十字路分岐→(20分)→龍泉路分岐→(15分)→大暖尖山山頂→(10分)→休憩所→(2分)→稜線分岐→(12分)→休憩所分岐→(12分)→土地公登山口→(10分)→頂埔站第二出口  休憩無しで約3時間半 距離7.3km 上昇405m 下降385m コース定数13

雷公岩 火焰山山頂北西斜面上に盛り上がった岩。雷公とは、雷さまという意味だ。樹木に覆われているので、それほど顕著ではないが、ちょっと立ち寄ってみるのも面白い。登山口からここまでの間に、登山道わきに露出した岩もあり、それの一番上にあるような感じだ。石階段の道が鞍部に登りそこから左に土の道を追っていき、最後にちょと大きな岩の脇をよじ登ると岩の最上部につく。途中通り過ぎた鞍部の反対側には太子嶺が盛り上がる。こちらも立ち寄れる。

雷公岩上部、樹木に囲まれ展望はない
火燄山 標高379m。炎の山という意味だが、山頂の説明板によれば油気を含んでおり火をつければ炎がたつ、のでこの名前という。ただ、その油気とは何なのか説明はない。別名青源山という。この山が属する天上山山脈は、その山肌に多くの油桐があり、例年4月半ばから5月初旬ごろまでたくさん白い花をつける。山頂の展望台から、土城方向や天上山脈の峰々を展望できる。天気が良ければ101ビルも望める。また山頂の西側斜面には、土地のボランティアが造った多くの休憩涼亭があり、そこでくつろぐことができる。多くの登山者は、もう一つの承天寺側の道から登る。永和街からの道はそれに比べると、登山者はずっと少なく、静かである。

火燄山山頂
山頂からの展望、手前の枝尾根の向こうに101ビルが見える
山頂下の道脇には涼亭がならぶ
大暖尖山 標高288m,別名媽祖山。媽祖とは台湾で大衆に信仰されている道教神である。中国福建省に実在した女性で、特に海に関連している。この名前の由来は、大暖尖は土地の名前大暖坑、媽祖山は山稜を挟んだ反対側の媽祖坑による。清朝時代に、土地を開墾した有力者が媽祖廟のため土地を献上した。

永寧駅出口付近から望む火焰山-大暖尖の稜線、最右が大暖尖山
ハイカーがくつろぐ山頂
承暖步道 上記ルート上の説明では特に記していないが、承天寺から火焰山をへて大暖尖山と続く縦走路である。かなりの部分は石畳が敷かれている。途中にはいくつかの無名のピークを越えていく。また岩が露出した部分もある。油桐花のころには、多くの花が路面上を覆う。

石畳の承暖步道

油桐花が散乱する承暖步道
油桐樹 登山対象ではないが追加説明。桐という文字があるが、高級家具に使用される桐とは別物である。油という文字は、その実から油がとれるためである。この油は、傘などの防水用或いは機械の潤滑油として使われた。本来中国南部やベトナムなどに生え、台湾もその生息地である。日本統治時代に、高級樹桐と混同され、里山で多く植えられたため、今日のように広まったという説もある。繁殖力が強いといわれる。

油桐花

コース概要:

MRT永寧駅の第二出口からでると、そこは承天路である。大部分の登山者は、そこから承天路を進み承天寺方向に行くが、それとは離れて承天路四巷の路地を進む。住宅や町工場を過ぎると、前方に第三高速道路があり、その下をトンネルでくぐる。前方には山並みが見える。さらに進むとまた町工場などを過ぎ、永和路に合わさる。永和路を進んで行くと、町工場や住宅がなくなり、畑がでてくる。それととも道も勾配が増してくる。左前方には、火燄山から下がる尾根が見える。道なりに進み、上方にある寺院の山門をくぐる。その先数分で、右側に登山口を見る。近くにトイレブースがある。

永寧站第二出口前広場
前方の高速道路をくぐり進む
永和街の町工場群を過ぎていく
工場を過ぎ畑が広がる
山門をくぐる
登山口
簡単な概略地図のある登山口は、石段で始まる。苔が生えた石畳の道をずっと追っていく。苔の石段は滑りやすいので、特に濡れているときは足元に注意が必要だ。そこそこ急な石段の坂を登っていく。約20分ほどで、右に祭壇反対側に樹脂波板の屋根がある簡易涼亭にくる。椅子に腰かけて休憩もできる。周囲は岩が露出したところもある。さらに10分足らずのぼると、左に雷公岩への道が分岐する。道を外れてちょっと登ってみるのも一興だ。

苔の生えた石段道
途中の涼亭
祭壇
道脇の大岩が目立つ
雷公岩へ登る
分岐へ戻る
分岐へもどり、少し行って分岐を左にとる。つづら折れの急坂をのぼること約10分足らずで、多くの涼亭がある場所に着く。いくつかある涼亭で休憩できる。これらは地元民が造ったもので、空いていればいつでもだれでも使える。ちょっとした庭園もある。これらの簡易建物を過ぎて分岐の左に火焰山山頂がある。

この分岐は左
つづら折れ道を登る
小庭園
展望台で風景を満喫した後、承暖歩道の縦走を始める。山頂直下の分岐は左に進む。まもなく石段道は下りになり、右からの道を合わせる。稜線上を行く道は、小さな上り下りは普通だ。石段は、所々そのわきの踏み跡のほうが明瞭で、使われていない場所もある。滑りやすいので、敬遠されている場所だ。下って鞍部の十字路を過ぎる。道しるべがあるので、迷うことはない。

休憩地区の前で左に進む
石畳が敬遠されて脇に踏み跡
十字路鞍部
麓の住居が近い里山的なこの場所は、稜線脇に菜園もある。また涼亭もある。ちょっと長い登りでピークを越え進むと、左に龍泉路へ下る分岐を過ぎる。数分進むと尾根が狭まり、岩の脇を過ぎる。さらに手すりのある急坂を過ぎて間もなく大暖尖山山頂につく。ちょっと広めの山頂には、三角点がある。北側の樹木が刈られて展望ができる。

稜線道脇の涼亭
長めの上り坂
道脇の菜園
左へ龍泉路へ下る道を分ける
大岩脇の道
狭い尾根を行く
山頂からの台北方向展望
大暖尖山山頂からは、左に猴洞をへて下る道がある。右の広い道を下る。そのうちに急な坂を下る。ベンチやテーブルが設けられた休憩所がある。この道を登りにとった時は、山頂前での一休みにはよい。休憩所からすぐ下に分岐がある。そのまま稜線を追って下山もできる。右の道のほうが短い。階段道をどんどん下り、10分ほどで左に椅子のある涼亭を見る。そのわきには分岐があり、左にとれば稜線に登り返す。

山頂からの下り道
椅子テーブルの休憩所
分岐は右に下る、尾根上の道も頂埔へ下ることができる
分岐脇の涼亭
さらに下り、菜園の中を行く。前方には、ふもとが見えてくる。民家脇を回り込み、ひっこりまだ新しい土地公がある公園の登山口に着く。大きな公園を過ぎ、高速道路の下をトンネルでくぐる。その先工場群の道を通り、中央路にでるとすぐ右に頂埔駅の入口がある。
檳榔林の脇を下る
菜園の間を下る

土地公廟脇の登山口
公園脇の道から高速道路下のトンネルをくぐる
頂埔駅入口

アクセス: 

台北捷運(MRT)青ラインの永寧駅と頂埔駅から歩ける。逆方向に歩いても同じだ。

装備:

永和街火焰山登山口近くのトイレブース
天気が良ければ、時間も短いので十分な水や行動食で十分である。木陰を行く部分が多いが、5月から10月ごろまでの熱い時期の好天下では、昼間は結構暑い。午前早くか午後遅くがよい。トイレは、MRT駅と簡易トイレブースである。