三玄宮歩道の下り道 |
木柵の山々の一部 |
右の栳療から木柵政治大学まで歩く(クリックで拡大) |
雨が多かった台北の冬もそろそろ終わりに近づき、今日は天気のよい週末日で登山客は非常に多い。家を7時に出発、公館からMRTで行き新店駅には、7時半すぎに着いた。北宜公道を坪林まで行く緑12番バスは8時15分発で、少し早すぎたすぎたかと思ったが、バス乗り場にはすでに20数人が並んでいた。発車時刻が近づくと、行列は数倍の長蛇となった。かろうじて席にありつけたが、バスはすぐ満員御礼で、半分近くが積み残しとなった。新店バスは増便を出したようだ。後ほど栳寮で下車して間もなく、増便バスがやってきた。
新店バスターミナルの緑12番バス |
栳寮から見る、遠くに皇帝殿山 |
栳寮と北宜公路 |
第一登山口 |
第一展望台から山頂を見る |
登山口には何の標識もないが、急な階段が産業道路の脇からあがっていくので、すぐわかる。階段を登りはじめしばらくすると小尾根上をいくようになる。登り始めて10分ぐらいで、あずま屋のある分岐に着いた。ここは第二登山口からの道が合流する。あずま屋には多くの登山客が休んでいる。ここからも結構急な階段の道が続く。木々がきれて、右に筆架山の山なみが見える。登山口から25分で第一展望台についた。ここは去年6月に一度立ち寄った。頂上へはもうあとわずか。頂上の展望台も見える。10時少し前、栳寮から約1時間で二格山頂上についた。三度目の二格山は、晴天ではあるが今日は展望が利かない。台北101ビルもかすかにわかる程度、台北市街などはかすんでいる。晴れが2,3日続いたこともあるが、もともと春の山は遠景を期待できない。食事をとりながら休んでいると、数人の登山客が登ってきた。
二格山山頂から猴山岳、台北方向を望む、台北はかすみの中 |
2011年12月、同じ二格山山頂から台北を望む |
稜線上の岩 |
二格山下りの稜線から見る三玄宮山とその左奥の鵝角格山 |
中華電信中継塔とそこへ続く道 |
中継塔付近から見る猫空の谷、遠くに右の山腹に指南宮、その左奥に政治大学キャンパスが見える |
貓空尖 |
北宜公路への分岐点(幹に道標示) |
三玄宮山への道から見る二格山と右に中継塔 |
三玄宮山から猫空ロープウェイ駅が眼下に見える |
猫空駅 |
苔むした茶葉古道 |
歩行距離は11.6km、休憩も入れた行動時間は5時間半である。二格山に登った後は下り基調の縦走路、なおかつ三玄宮山から木柵へは単純な下りなので、それほど体力を要求されないルートであった。山道の程度もよく、歩きやすい山行である。木柵周辺の山はこれで4回目となる。近くて手ごろな山々だ。3月に入ってからの山登りは、虫が活動をはじめので、始終顔の周りを飛びまわりうるさい。これからの山登りは、虫除けが必要だ。
高度プロファイル |
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