清流沿いに行く灣潭古道 |
北側からぐるっと古道三本を歩く |
前半二つの古道はあまり起伏がない |
雙溪の中の古道群 |
保成坑口バス停、この道を進む |
料角坑,沢を橋で越える |
タクシーは、35分ほどで壽山宮山門前に着いた。今回は、初めてこの地に来るので、交通手段や道の様子を探ることも目的である。9時10分前に壽山宮から雙泰產道を灣潭方向へ歩き始める。沢には昔ながらの橋が掛かっている。雙泰產道が出来る前に使われていた道に掛かる橋だ。四、五分で保成坑口に着く。ここにもバス停がある。右に曲がり産業道路を進む。登ったすぐ上には左に道が分岐する。こちらを進んでみるが、民家を過ぎてさらに高度を上げていく。この道は、溪尾寮古道への道のようだ。戻り先ほどのところは右に進む。道は沢沿いに進んでいく。民家の前や土地公を通り過ぎ9時40分、沢に降りて橋で越える。ここに料角坑バス停がある。実は、F811は往路復路とも、ここを通り過ぎる。もし北勢溪古道を歩くなら、ここまでバスで来れば車道歩きを少なくできる。
中正橋、橋の向こうに建立記念石碑が見える |
大岩のセクションを歩く |
小沢を橋で越える |
北勢溪古道も終りに近い |
橋で北勢溪を左岸に渡る |
三水潭、左に土地公が見える |
三水潭の新旧土地公 |
灣潭古道 |
張家莊を過ぎたあとの灣潭古道入口 |
夢潭 |
灣潭溪と左岸を行く古道 |
灣潭溪と対岸の滝 |
古道わきのキロポスト |
灣潭古道わきの有應公祠、コンクリブロックの道に整備されている |
灣潭、二号橋から上流方向を見る |
烏山古道入口 |
下草のない良い道が続く |
烏山古道は峠越え道である。すぐ急坂が始まる。峠まで約200mの標高差で、今日最大の登りになる。土の細い道だが、グーグル上の地図では烏山路として太い道で描かれている。過去は、それだけ重要な道だったということか。右下に小沢をみて登っていく。土地公が現れる。今も焼香されている。森のなかを行く道は、下草もなくよい道だ。そのうち沢音もなくなり、だいぶ登ってきたことが判る。たまに倒木が現れる。13時50分、峠に着く。入口から約40分足らずの登りである。ここは十字路で南には網形山、北には豎旗山や烏山尖へと続く。今回は、まだ烏山古道のこの先の様子がわからないので、これらは次回に回すことにする。峠で少し休憩する。
峠で一休み、右(北)は豎旗山へ続く |
炭焼窯跡 |
民家の中を通り古道は終わる、左は烏山尖 |
背後の烏山尖はガスが去来している |
F811バスがやって来た |
灣潭もとてもよい場所だ。虎豹潭周辺と同じに、下草もないよい道が続いている。高い山はないが、このゆったりとした谷間に清流が流れ、自然が豊富に残っている。いつ来ても楽しい。今回は歩行距離約14キロ、休憩込みの行動時間は5時間20分ほどである。前ニ者の高度は登り降りもあまりなく、全体としてあまり時間をかけずに歩いた。山頂はガスがかかっていたが、今日のような古道歩きであれば、盛夏の今、こうした曇の天気のほうがずっとよい。風も吹いていたので、あまり暑さを感じずに過ごせた。今回で灣潭の様子がわかったので、ここからまたいろいろと歩くことにしよう。
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