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2026-09-25

2026年9月19日 雙溪 灣潭竹子山 中心崙山経由で再訪

北勢溪にかかる闊瀨吊橋、左遠方は灣潭竹子山(?)
新北市雙溪區は、山に囲まれた土地である。台北からそれほど遠くないが、人口は過去50年にわたり減少している。中心の雙溪の街から、山の中に入っていく泰平や灣潭などではその感が強い。しかし、登山者にしてみると多くの自然がのこり、また開発が遅かったことなどで、古道が残るなど、魅力的な場所である。筆者は、13年ほど前に泰平虎豹潭を訪れその自然と素朴な良さに魅了された。その後、数多く雙溪區の山や古道を歩いてきた。今回の山行は、2014年に訪れた灣潭竹子山をまだ歩いていなかった中心崙山を経て、再訪した。

北から南へ縦走
今年の春から初夏にかけ、ボランティアによってこの付近の山道の整備が行われた。それを機に再訪を予定した。6月に一度坪林側から入って灣潭竹子山を目指したが、下洞瀑布経由の道は、ほぼ荒廃していて途中で撤退した。今回は、闊瀨古道からすでに道整備が行われて状態がまだよい中心崙山経由で訪れた。下山は、新たに整備された南勢坑に下る道を下り、南勢坑古道を経て灣潭へと歩いた。

@灣潭竹子山山頂
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F721バス@坪林國中站
坪林から無料の新北市新巴士で登山口に向かうのは、今年これで三度目になる。登山者にとっては、アクセスがよくなり、とてもありがたい。今回はF721番バスで、その他三カ所へ向かうバスとほぼ同時の8時から8時20分ぐらいに坪林國中站バス停から発車する。これに間に合うように、我々6名は大坪林バスターミナル(こちらは台北市内)から9028番バスで出発する。定刻より少し遅れ7時10分ほどに発車、8時10分前についた。今日は、新巴士バスを待っている人が少ない。バスは25人乗りで立席はできないので、乗りはぐれないように早めに並ぶ方がよい。

バス車窓から見る南山寺への道すじ茶畑
英速魔法學院で下車
他の目的地への新巴士がバスが出た後、8時15分にF721バスがやって来た。乗客は我々も含め12人ほど。バスルートは、先に南山寺へと立ち寄り、そこから終点の闊瀨へと向かう。このルートは休日のみの運行で、主に我々のようなハイカーなどの便を図ったものだ。北勢溪にそって進む。8時54分、英速魔法學院で下車した。ここから、数年前に歩いた闊瀨古道を歩く。以前改修工事で通行できなかった闊瀨吊橋へ下り渡って、9時13分古道を歩き始める。


吊橋

吊橋を渡る

闊瀨古道は北勢溪の左岸を行く。河床から10数メートルぐらいの斜面を横切って進む。草がそこそこ茂り、淡蘭古道のなかではちょっと道のレベルが落ちる感じだ。幅員が狭い場所や、崩れ気味のところもあり、注意の警告板も見る。ただ、国家歩道とされているぐらいなので、金属支柱の手すりなど、そうではない古道に比べると整備はされている。ほぼ日陰の道を行き、山の鼻を回り込むとところどころ陽が差し込む。9時49分、一度舗装路に出て少し下り、また土の古道を行く。こちらは少し高度を上げて峠を超え、下って民家脇にでて10時13分終了した。民家(鷺鶿岫3號)には洗濯物が干されていたり、住人ががいるようだが人気がない。軒を借りてしばし休憩する。
闊瀨古道口
古道の警告板
崩れた個所、右下に川面
金属製支柱手すり
一部舗装路を行く
しばらく登る
民家わきに降りて古道は終了
快晴の下、民家の前庭から見ると前方に北勢溪の谷間が広がり、その右岸スカイラインを北/南豹子廚山の山並みが縁取る。谷の上流方向奥にあるのは豎旗山だろう。10時26分、民家から歩き始める。これからしばらく舗装路歩きだ。すぐに別の民家(鷺鶿岫4號)前を通り、分岐を右にとって登る。淡蘭古道のルートは、左に進んで灣潭古道/北勢溪古道へと続く。数分登り、そこからまた下って中心崙福安宮の前を過ぎる。中心崙橋を渡り、その先左へと道をとって登る。地図上には、この道を最後から山道が中心崙山の近くまで続いている。分岐から登ること数分で、舗装路の終点に民家(鷺鶿岫12號)がある。山道を探すが、ほぼ廃棄状態であった。そこで少し遠回りになるが、また下って舗装路を登っていく。
鷺鶿岫3號民家前庭からのパノラマ
右へ登る
中心崙福安宮
先に左の道を登る
鷺鶿岫12號民家、後ろに山道
舗装路を登る
舗装路といっても車はほぼ来ない。落差200メートル、距離約1.5キロの道を登る。途中、ンバー一人が、足が痛いということで離れる。ちょうど車がやってきて、便乗させてもらい坪林へと向かった。残り5名で引き続き登り、11時36分中心崙山登山口に着いた。ここから山道である。それほど急ではないが、5月に整備されたときに取り付けれられたロープの二か所を過ぎる。11時45分、木々に囲まれ草がまた伸びてきた中心崙山山頂(標高614m)についた。食事休憩を取る。気温は26度、時々吹いてくる風が気持ちよい。
メンバーがここで離脱
中心崙山登山口
中心崙山へ山道を登る
中心崙山山頂
もう一つの中心崙山山頂
12時15分、灣潭竹子山に向けて尾根を追っていく。少し歩くと、もう一つの中心崙山基石と表示が道に現れる。約2㎞の尾根道は、灌木の緩い勾配が続く。途中で二人組の登山者とすれ違う。約半分の位置で一つ分岐を分け、道脇にヤタケが現れ始めると13時、稜線上の分岐についた。13年前には、竹子山からここへやってきて、北宜古道方向へと進んだ。今日は、逆方向に竹子山へ向かう。ちょうどピークになっている分岐から、平溪五分山や遠く草山、燦光寮山などの瑞芳の山々が望める。別方向には、叢雲山方面も見える。近くは、同じぐらいの高さになった豎旗山がある。急坂を下り、ヤタケの間を登り単独行登山者とすれ違って、13時18分灣潭竹子山に着いた。竹子山の名前はこの周辺にヤタケが多いことからなのだろう。

森にはヤタケが現れ始める
分岐から遠く瑞芳、平溪の山が望める
灣潭竹子山への道で見る豎旗山
竹子山へ登り返す
灣潭竹子山山頂
右に南勢坑へ下る
13時44分、下山を始める。少し下って左に七股古道を分け、右にこれから歩く南勢坑古道へ下る尾根道が分かれる。南勢坑の沢まで約2㎞、400mの下りだ。かなり急なセクションが現れる。これでもかとロープが取り付けられているので助かる。3,4カ所急坂を下った直後、ちょっとした登り返しのコブ現れうんざりする。1時間ほどで沢脇の分岐に降り立った。沢の水量は、以前訪れた時より多いようだ。一度沢を渡り、川岸で14時46分、休憩を取る。

ロープが張りめぐらされた急坂を下る
厄介な登り返し
更に急坂が続く
沢に降りついた
沢沿いの古道を進む
3年前に初めて訪れた時と比べると、午後であるため沢の印象はだいぶ違う。14時58分、沢沿いの古道を歩き始める。今日最後のセクションである。10分ほど沢沿い道を進み渡渉点に来る。筒の長い長靴では問題ないが、短い靴だと水が入ってしまう。メンバー二人は、短い靴なので、渡るたびに水が入り対岸で水を靴から出す。こうした渡渉を途中さらに3回行い、最終左岸の道を進む。15時48分、竹子山から尾根伝いに下ってくる道と合流、その先民家の間の道を行こうとしたが、犬が激しく吠えてくるので沢沿いの道にでて進む。15時53分、灣潭のバス停に到着した。
渡渉の様子
四カ所の渡渉点を過ぎ左岸の古道を灣潭へ向かう
沢沿いの道をバス停へ
灣潭バス停に到着
F815最終便に乗る

5月にに訪れた時は、バスを待つ登山者がとても多かったが、今日はほかに三人だ。バス近くのトイレで靴や登山ステッキを洗い、バスを待つ。16時38分F815新巴士がやって来た。定刻16時50分発車する。途中での乗車する乗客もなく、17時44分雙溪駅に到着、18時発の莒光號列車で帰京した。





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三か月前、無念に終わった灣潭竹子山を登り南勢坑古道を下る山行は完了できた。十数年前は、あまり登山者が入ることがなかった灣潭のように山深い場所も、ボランティアのおかげで、苦労少なく歩くことができるようになった。台湾登山界にとっては、よいことである。台湾の山は、もちろん3000m級の高山、それ以下で1000mぐらいまでの中級山など、様々な山岳がある。それぞれの魅力がある。郊山と称されるこうした低山も、実は歩いてとても楽しい。各々の良さがある。距離12.4㎞、休憩を入れて6時間50分、累計登攀840m、下降760m、コース定数25であった。



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