小觀音山西峰付近から見る、一番左は菜頭崙、真中の通信施設があるピークが主峰(7/20撮影) |
茄苳坑採金古道,沢の対岸に第一号金鉱入口、右奥の滝の上には人工石垣による広場がある |
南側の大屯山鞍部から北へ歩く |
下りメインの山行 |
陽明山山系の北側にある |
戰備道を主峰に向けて登る |
通信施設前からの展望、左に七星山、右に大屯山、中間には丸い紗帽山 |
軍用通信施設の下を巻いていく、右に見える山頂が主峰 |
主峰頂上、遠くに七星山 |
主峰頂上から民間通信施設方向を望む、背後は大屯山 |
小観音山主峰近くの道から望む、先方奥が菜頭崙、更に遠くの雲をかぶった山が竹子山 |
大屯渓の谷を望む、その向こうに三芝が見える、右のピークは竿尾崙 |
稜線から望む、主峰から右へ西峰、北竹子山への峰々、谷を挟んで竿尾崙 |
稜線から東側を望む、金山へ続く谷が望める、右端は七星山 |
矢竹が刈取られたよい山道が続く |
竿尾崙への分岐からやって来た方向を振り返る、霧がかかり始めた |
矢竹の間を下る |
金孔No.5 |
金孔No.5から下ること数分、左に圓柳古道を分ける。この道は、竿尾崙尾根の山腹を行く。右にとり下る。すぐに沢を越える。ここからは、沢沿いに下っていく。渡渉を三、四回するが、水量は多くなく問題なく渡れる。分岐から約25分、藍染染料を作る池の遺跡を通り過ぎる。化学染料が普及する前、山に咲く大菁を集め、それを煮つめて石灰を入れ固形化するための池である。金脈熱の前にこの地で行われていたのだろう。かなり下方を流れる沢に向けて下って行き、沢に下りるとそこが第三、四金孔であった。右岸に三号、左岸に四号が沢を挟んで左右に口を開けている。中は、水がいっぱいになっているようだ。11時3分、ここで休憩し食事をとる。風が吹いて、とても涼しい。気温36度の台北が遠い存在だ。
第三、四金孔のある沢沿いから上方を望む |
第四号金孔 |
蓬莱島護山之神石碑 |
人造の広場 |
仙靈塚石碑がのる石垣、中には遺骨が埋まっているのか |
沢の右岸に、石垣で人造広場が造られている、人手のみで造ったと思われる |
滝をみて下っていく |
小沢を越して進む、左に滝の上部が見える |
沢を渡り、右岸を進む。ガジュマロ大樹がある広場と、その上に住居跡がある。竹林を過ぎるとまもなく13時10分、青山路の登山口に出る。山道はこれで終わりだ。残りは車道歩きなので、ズボン下半分やスパッツを取り外す。10分ほどの休憩の後、圓山頂に向けて青山路を歩き始める。幸いに曇り気味で風もあるので、車道歩きでも割合と楽だ。道の両わきには桜並木が続く。二月に来れば桜を見ながら歩けるが、当然その頃は人出も多いはずだ。ゆっくりとした登り道を進む。峠部分では、道の左側が開けて下りてきた小観音山方向が見える。ただ、上部は雲の中だ。
コンクリ製水槽のある青山路登山口 |
青山路から見る小観音山方向の眺め |
桜の花が咲く青山路入口 |
懷恩聖地方向を望む、遠くは淡水の街 |
今回も、下りメインの歩きだ。広大な山景を眺め、歴史と自然景観の谷を下る。水に近い歩きは、夏の山歩きには最適だ。休憩込みの活動時間は約6時間半、歩行距離は11.8kmあるが、そのうち約半分が車道歩きである。登りは、300mぐらいだ。道の程度はクラス3、体力もクラス3弱というところ。沢下りの部分は、滑りやすいところもあるが、概ね誰でも歩ける道だ。但し、経験のない人には単独行は勧めない。
0 件のコメント:
コメントを投稿