雪白山(右)と 西丘斯山(2015年2月、低陸山登山道から望む) |
司馬庫斯キャンプ場から反時計回りに回遊する |
2ピークの登山高度プロファイル |
朝のキャンプ場から対岸の山を望む |
竹林を過ぎていく |
谷側が開放されているお手洗い |
道はとてもよい。竹林を過ぎていく。道脇には竹製のベンチがある。崖側の危険なところは竹製の手すりが設けてある。司馬庫斯古道は、東は鴛鴦湖をへて宜蘭へ続く。もともとは、泰雅族の狩猟や物資輸送などで歩かれていた道だそうだ。神木エリアへの部分は、遊歩道として整備されている。6時36分、右にお手洗いを見る。このお手洗い、谷側は壁がなく雄大な谷や山を見ながら用をたすことができる。緩やかな道は、歩みが進む。その少し先は、崖崩れが現れる。樹木が無いので、泰崗溪の深い谷や対岸の山がよく見える。山は馬洋山など雪山から続く山で、昨日の基那吉山へと連なっていく。右奥に基那吉山の峰が見える。スクーターが道脇に打ち捨てられている。この道なら十分スクーターでやってこれる。6時46分、樹木が取り除かれ果樹園が現れる。谷の奥深く同じく雪山から連なる邊吉岩山が望める。椎茸栽培を過ぎ6時53分、楓香亭あずま屋に着く。少し休憩する。
崖崩れ部分を過ぎる |
崖崩れ部分から対岸の馬洋山方向を望む |
陽が差し込む道 |
神木エリアの入口、前方に左側の道、右に進む |
神木エリアはじめの神木 |
老爺神木 |
自然の森の中を進む |
沢を渡り進む |
二老爺神木 |
森の中の急登 |
崖崩れ部分を急登 |
崖崩れが現れる。露出した岩に補助ロープが掛けてある。ザレを越えて岩を登る。道脇には谷側に倒れ、中が空洞になっている巨大な倒木がある。10時41分小休止をとったあと更に進む。道がゆるやかになり、10時50分平らな場所にでる。雪白露営地である。露営地といっても全くの自然環境であり、水場も遠いので露営するにはそれなりの荷物を持ってこなければならない。道はここから鞍部への道と鴛鴦湖へ西丘斯山の山腹を進む道とに別れる。後者は司馬庫斯古道である。左に鞍部へ向かって急登を行く。11時すこし過ぎ鞍部に到着する。
巨大な倒木の根の脇を進む |
巨木が次々と現れる |
雪白営地 |
根を頼りに西丘斯山頂上へ急登する |
狭い西丘斯山頂上 |
雪白山へツガの巨木森を登る |
雪白山頂上 |
倒木の森を過ぎる |
急坂を司馬庫斯へ下る |
落雷し倒れた大木、まだくすぶっている |
落雷で裂けた幹 |
一本橋を渡る |
二日の山行は、縦走ではなくそれぞれ独立した登山である。自分の山行は、一歩一歩確実にできることを確認し、易しいものから困難なチャレンジに挑んでいくこと基本としている。いずれは二日以上の縦走なども行うだろうが、経験や年齢の異なるメンバーが一緒に体験をして学習し、自信をつけながら山行を行うことが前提である。今回は、その意味で第一歩を成功裏に踏み出したことになる。
キャップ場へ下る |
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