岩壁を進む |
前方に草山をみて進む |
海岸きわの台金公司から登り、金瓜石へ下る |
山腹部分は、緩やかな登り |
台金公司の出発点、背後に半平山 |
劍龍稜への道を登る |
今回は6名のパーティだ。台北7時半の自強号で瑞芳へ向かう。瑞芳からは、タクシーに分乗する。一人当たり100元である。8時40分過ぎ台金公司で下車する。すでに何度か訪れた場所だ。眼前の海は曇りで、水平線がすこしぼやけているが雨は降りそうもない。今日のような、ほとんど木の陰を期待できないコースでは、曇りのほうが適している。劍龍稜-鋸齒稜のコースがすっかり定着したので、壁には簡単に乗り越えられるように踏台の木もある。中に入ると、前方に半平山がそびえている。
半平溪の谷が眼前に現れる |
トンネル入り口が現れる |
谷間を見渡すパノラマ |
トンネル出口 |
大鬼瀑布が下方に見える |
切り立った岸壁沿いに道は進む、小錐麓と呼ばれる由縁だ |
小鬼瀑布へ下る |
沢に下る |
草山を前方にみて岩壁をトラバースする |
急坂をのぼり高度をかせぐ |
急坂をさらに行く |
大きな岩盤を渡っていく |
谷間のパノラマ |
塩ビパイプにそって進む |
半平瀑布上部の砂防ダム上から谷間を望む |
筆者とポール・リーさん |
滝上部 |
瀑布稜に取り付き登る |
林投の間を苦労して登る |
草がきれいに刈られた廃棄産業道路を行く |
廃棄産業道路は以前通り過ぎているが、草が刈られてとても良い状態になっている。14時37分、戰備道に合流する。少し登り気味になる。途中で休憩し、戰備道をさらに進む。道からは半平山頂上と、今登ってきた半平溪の谷と瀑布稜が見える。15時13分、半平山登山道の分岐に来る。本来、ここから半平山頂上へ登り、その後さらに岩尾根を進んで俯瞰稜を下る予定であった。しかし、予定より約2時間ほど遅く、時間的に厳しいこともあり今回は、このまま下山することにする。
戰備道からの眺め、谷の左は半平山、谷の右に登ってきた瀑布稜が見える |
石段道を金瓜石へ下る |
黄金神社跡に立ち寄る |
半平山水管路と称される、谷沿いに山腹斜面を進む道は大きな岩の斜面をトラバースするところが多々現れる。岩は乾いていればそれなりのフリクションがあり、またホールドもあるので、岩登りの基本があれば難しくない。ただ、普通の登山道ではないので、ここは経験者向けだ。ボランティアが補助ロープなどを将来かける可能性もあるが、現状ではだれにでも進められるルートではない。難易度は、ルート5(最高度)、体力的にはクラス3だ。さらに瀑布稜をいれれば体力的にはクラス4というべきだ。夏の暑い時期や、雨の多い冬や避けたほうがよい。小鬼瀑布への往復だけであれば、困難度はクラス3だ。歩行距離約10㎞、休憩込みの活動時間8時間であった。
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