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2018-10-06

2018年10月3日 陽明山系紅葉谷瀑布再訪、小嵩山へ

紅葉谷瀑布にて
先月半ば竹子山の付近を歩いた。今回の登山は、竹子山から小觀音山へ連なる峰々の中ほどにある小嵩山の近くの谷を歩き、同じくこの連峰の菜頭崙へ上がり小觀音山主峰を越えた後下山した。小嵩山は、竹子山軍用レーダーへ連なる竹子山公路のわきにある。その北側ふもとには八連溪の支流にある紅葉谷瀑布の近くから、枝尾根を登ってこの舗装路へ登っていく道がある。

小嵩山
紅葉谷瀑布は3年前に初めて訪れた。滝の上方を登り、藍天隊によって新しく通じた五腳松古道への山腹道を歩いて行った。その時に、滝の上方になる急坂を越えたところに、尾根をさらに登っていく道の分岐を通り過ぎた。今回は、その分岐から上の竹子山公路へ登り、小嵩山を目指した。しかし登り口がわからず、結局山頂にはいかなかった。往路を下り、山腹道から五腳松古道上の金孔平をへて菜頭崙へ登った。台風25号が近づいてきて、下り坂の天気であり、菜頭崙につくとまもなく雨が降り出した。今回は、上りが基調の山行であった。累計で1200Mほど登っている。

內柑宅から百拉卡公路へ歩く
歩行高度
內柑宅でF132バスを降りる
平日にも関わらず、今回は参加者が多い。先月半ばの山行と同じく、三芝からF132バスで途中にある內柑宅バス停に向かう。バス停といっても標識がなく、運転手に伝えて止まってもらう。メンバーの一人が、淡水から三芝に向かうバスに間に合わず、F132バスに乗れなかったので、タクシーでやってくるのを待つ。全員がそろったところで9時20分、青山路を歩き始める。全員で17名だ。

今日は参加者が多い
內柑宅古道の沢越え
すぐ左に陽明山国家公園の標識を見る。左に登っていく道は、墓地をすぎて前回F132バスで通った道だ。右に数分行く。道の中央に樹木があり、左に道が民家に通じてる。ここから內柑宅古道につながるが、門が閉じられ登山者は歓迎されていないようだ。そこで、橋を渡りその少し先の登山口へ行く。9時34分、今年6月の藍天隊標識のある登山口から古道を歩き始める。勾配がゆるい道を進む。9時51分、沢を渡渉し右岸を歩く。沢を渡ったところに、稜線を竹子山公路へ上がっていく道が分岐するが、道の状態はどうかわからない。勾配がきつくなってくる。棚田跡を通り過ぎ、10時17分藍染料池の跡地にくる。この古道は、この藍染料や炭などを造りそれを搬出するために歩かれた古道だ。休憩を取る。

石壁のある棚田跡を過ぎる
紅葉谷瀑布
草深い急坂道を登る
少し歩くと左に道が分岐する。直進して紅葉谷瀑布に向かう。今日は水量が多くて見ごたえがある。10分ほど滝の前で過ごし、先ほどの分岐に戻る。メンバー中三名はここで別れ残り14名で進む。道は急坂となり登っていく。10分ほどの登りが過ぎ、分岐が現れる。2014年の道標があり、竹子山公路へ左に道が分かれる。道はあまり歩かれていないようで草深い。尾根にとりつき急坂を登る。やがて勾配が緩やかになり、11時10分少し開けた場所に着く。ここで休憩を取る。

矢竹を藪漕ぎしていく
休憩場所から数分進むと、矢竹が雑木林に混じるようになる。矢竹の藪漕ぎが始まる。もともと、状態が悪ければ引き返すつもりだったが、道の状態はそれほど悪くない。矢竹は邪魔だが、底の踏み跡はしっかりしている。11時35分、矢竹からでて涸れ沢が現れる。ここから道は山腹から離れ、左に苔に覆われた大岩の涸れ沢を登っていく。勾配はけっこうきつい。11時48分、捨てられたクーリングタワーがころがっている。草でふさがれているが、竹子山公路はすぐ上だ。草をかき分け公路にでる。広々とした景色が眼前に広がる。ススキの向こうに菜頭崙その左に小觀音山主峰も見える。

苔むした大岩の涸れ沢を登る
菜頭崙を望む
海岸線も見える
道を南に進む。左に大きな磺嘴山が見える。少し登り返し、地図上の小嵩山登山口を草の壁の間に探すが見つからない。無理していくのも大変だ。あきらめて山道に戻る。小嵩山の頂上にはいかなかったが、竹子山公路からの眺めは十分に補ってあまりある。簡単に来れない場所であるからなおさらだ。左遠くには、淺水灣の海岸や住宅群が見える。往路を下る。苔石の涸れ沢を下り、右に矢竹を藪漕ぎする。12時50分、上りの際に休んだ場所で食事休憩を取る。

思っていたより踏み跡がはっきりしている
クワガタムシ
13時15分、急坂を下る。8分で分岐につく。全員がそろったところで、左に山腹道を進む。こちらは藍天隊が6月に整備したこともあり、状態がよい。水量の多い沢を越え、急坂を上がる。クワガタムシが石の上にいる。踏みつぶされるといけないので、わきのロープに移す。もう一つ水量のある沢を渡り、山襞にそって登り気味に行く。右上方に先ほど登ったあたりと思われる竹子山公路が望める。左に回り込み、その先から金孔平に向けて矢竹の間の急坂が始まる。登り終え少し下っていく。14時10分、五腳松古道の分岐に着く。

水量のある小沢を越えていく
上方に竹子山公路が見える
金孔平の分岐道標
ここから菜頭崙へ続く登り道へ向けて山腹を行く。矢竹の藪漕ぎが続く。このセクションは昨年末に歩いたが、その時に比べてさらに矢竹がビッシリと道を塞ぐ。14時43分、右に茄冬坑古道を分ける分岐に来る。菜頭崙はいままで何度か訪れているが、こちらから登るのは初めてだ。矢竹は刈られていて、藪漕ぎはないが、急坂で難儀する。滑りやすい道を矢竹をつかんで登っていく。15時2分、矢竹を抜けて大石のある展望点に着く。背後に竿尾崙、その背後に海岸線も見える。また矢竹の間を少し登り、15時9分菜頭崙(標高1039M)につく。

大石の展望点から竿尾崙と遠くの海岸線を望む
@菜頭崙
舗装路を百拉卡公路へ下る
全員がそろったところで、写真をとる。先ほどから霧が濃くなってきていたが、雨が降り出した。雨具をつけて稜線道を歩き始める。矢竹はしっかり刈られているが、丈が高いので視界はない。霧も深いので、矢竹が切れた場所でも、遠望はできない。小觀音山北北峰を越し、15時46分主峰(標高1066M)に着く。廃棄された建物わきを下り、16時05分、舗装路の登山口に着く。舗装路下っていく。16時40分、坂道を下り切り百拉卡公路に降りる。ここに鞍部バス停がある。ここで待っていたが、やってきた108番バスは止まらず東リ過ぎてしまった。反対側はバス停ではないようで、百拉卡公路を二子坪へ歩く。16時53分、108番バスがやってくる。30分ほどで陽明山バスターミナルに着き、260番バスで劍潭駅へ出た。

108番バス@二子坪バス停
台風が太平洋東海上を北上中で、台湾には直撃しないが影響が出始めるころの山登りとなった。最後の部分で雨に降られたが、鞍部まで下ると霧からでて雨もなかった。高い部分だけが雨になったようだ。陽明山山系のこの辺りは、国家公園の正式歩道は全くない。しかし、魅力のある場所で十分に訪れる価値がある。道の状態は一部クラス4で、それなりの経験がないと戸惑う可能性がある。特にビッシリ茂った矢竹の間で道を見失う可能性がある。体力的にはクラス3だ。

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